意外と知らないグルメのひみつ 第43回

シャウエッセン、どう作るのがおいしい? ボイル、焼く、電子レンジ、マツコ直伝のゆで焼きで比較してみた

パリッとはじけるような皮が印象的な、本格あらびきウインナー・シャウエッセン。好みは分かれますが、実際にどう調理するのが1番おいしいのでしょうか? 今回はメーカーが推奨する『黄金の3分間ボイル』ほか、「焼く」「電子レンジで加熱」「ゆでてから焼く」の4パターンを試してみました!

【結論】好みにもよるが、魅力を生かすならボイルがおすすめ

今回、シャウエッセンで4パターンの食べ方を試してみました。どれが最もおいしいのか、個人的な結論としては【1:ゆでる】『黄金の3分間ボイル』をおすすめします。

やはりメーカーが推奨する食べ方。シャウエッセンの魅力である皮の張り感を楽しめました。さらに、豚肉の甘みがしっかりと味わえることも良さの1つ。しかも、「焼く」「ゆで焼き」のように焼き加減の見極めが不要で、誰でも簡単に再現しやすいこともポイントが高いです。
 
プリッ&パリッと感を求めるなら「ボイル」
プリッ&パリッと感を求めるなら「ボイル」

​​​​​​ほかに、候補に挙げた食べ方は、好みやシーンで変えると良いのかもしれません。香ばしさが欲しいときは【焼く】。これはご自宅でだけでなく、キャンプなどで炭火の香りをつけながら焼くとさらにおいしさが倍増しそうです。【電子レンジ】は数本を早く食べたいとき。【ゆで焼き】は皮のパリッと感も香ばしさも両方欲しいとき。
 

食べるシーンによって、調理法を使い分けるのもおすすめ!

「いつ食べるか」で調理法を変えるのも良いのでは
「いつ食べるか」で調理法を変えるのも良いのでは

ちなみに、「ゆでる」「電子レンジ」「ゆでてから焼く」の3パターンは、時間が経つと少しですが皮にシワが寄り、締まったような食感になります。顕著なのは【電子レンジでの加熱】で、変わらないのは【焼く】の調理法。そのため、家ですぐ調理して食べるときは【ゆでる】【電子レンジ】で調理し、お弁当用にするときは【焼く】などにしてもいいのではないでしょうか。

筆者は、【ゆで焼き】が1番おいしいと思っていたので、この結果は意外でした! ぜひご自身でも比較してみてはいかがでしょうか?


この記事の筆者:田窪 綾 プロフィール
調理師免許を持つフリーライター。総菜店やレストランで8年ほど勤務経験あり。食分野を中心に、Webや雑誌で取材やインタビュー記事作成、レシピ提案などを行う。


<最初から読む
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

連載バックナンバー

Pick up

注目の連載

  • 「港区女子」というビジネスキャリア

    深刻な男女賃金格差から「港区活動」を“就職先”にする危険性。港区女子になれなかった女子大生の末路

  • ヒナタカの雑食系映画論

    草なぎ剛主演映画『碁盤斬り』が最高傑作になった7つの理由。『孤狼の血』白石和彌監督との好相性

  • 世界を知れば日本が見える

    もはや「素晴らしいニッポン」は建前か。インバウンド急拡大の今、外国人に聞いた「日本の嫌いなところ」

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    外国人観光客向け「二重価格」は海外にも存在するが……在欧日本人が経験した「三重価格」の塩対応