意外と知らないグルメのひみつ 第43回

シャウエッセン、どう作るのがおいしい? ボイル、焼く、電子レンジ、マツコ直伝のゆで焼きで比較してみた

パリッとはじけるような皮が印象的な、本格あらびきウインナー・シャウエッセン。好みは分かれますが、実際にどう調理するのが1番おいしいのでしょうか? 今回はメーカーが推奨する『黄金の3分間ボイル』ほか、「焼く」「電子レンジで加熱」「ゆでてから焼く」の4パターンを試してみました!

【3:電子レンジ】皿にのせて温める

シャウエッセンを電子レンジで温めます
シャウエッセンを電子レンジで温めます

3つ目の方法は「電子レンジで温める」食べ方。パッケージの裏面には、

お皿にうつしてラップをかけて加熱してください


とあります。目安は3本の場合、500Wで約30秒です。
 
電子レンジで加熱したシャウエッセン
電子レンジで加熱したシャウエッセン

書いてある通りに電子レンジで加熱してみると……? 全体は温まってはいるのですが、ボイルのときのような皮のふっくら感があまり感じられませんね……。
 
電子レンジで加熱すると、皮がキュッとしまった印象に
電子レンジで加熱すると、皮がキュッとしまった印象に

食べてみると、じっくり焼いたときと同じくらい、濃厚な味に思えます。皮もキュッとしまっていて、シャウエッセンの持ち味であるふっくら、パリッと感が薄れてしまったような印象を受けました。

【4:ゆで焼き】フライパンでゆでてから焼く

シャウエッセン1本につき水大さじ1を加えます
シャウエッセン1本につき水大さじ1を加えます

最後の4つ目は「ゆでてから焼く」。以前、テレビ番組にてマツコ・デラックスさんも実践していると言っていた方法です。今回はシャウエッセン1本につき、水大さじ1を加えて調理。火加減は弱火と中火の間くらいにし、水がなくなるまで転がしながらゆでます。
 
水がなくなったら、軽く焼き目が付くまで焼きます
水がなくなったら、軽く焼き目が付くまで焼きます

水がなくなるまでおよそ4分。その後もそのまま加熱し、軽く焼き目が付くまで焼きます。火をつけてから完成までおよそ6分かかりました。今までの調理法では最も時間がかかっています。
 
ゆで焼きしたシャウエッセン
ゆで焼きしたシャウエッセン

完成しました! 「ゆでる」と「焼く」、どちらの良さも兼ね備えたハイブリットな調理法なのではないでしょうか。では実際に食べてみましょう!
 
ゆで焼きのシャウエッセンを実食
ゆで焼きのシャウエッセンを実食

確かに、皮はふっくらしつつ、香ばしい焼き目もあり。申し分ない味わいではあるのですが……。水が少なすぎたのか、皮のはじけるような食感にはちょっと遠いような気がします。あの『黄金の3分間ボイル』のプリッと、パリッと感が忘れられない……!


>次のページ:最もおいしかったのはどの調理法!?
 
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

連載バックナンバー

Pick up

注目の連載

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    静岡の名所をぐるり。東海道新幹線と在来線で巡る、「富士山」絶景ビュースポットの旅

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『グラディエーターII』が「理想的な続編」になった5つのポイントを解説。一方で批判の声も上がる理由

  • アラサーが考える恋愛とお金

    「友人はマイホーム。私は家賃8万円の狭い1K」仕事でも“板挟み”、友達の幸せを喜べないアラサーの闇

  • AIに負けない子の育て方

    「お得校」の中身に変化! 入り口偏差値と大学合格実績を比べるのはもう古い【最新中学受験事情】