いよいよ実食! どっちが辛い?
出来上がりました! 「ブルダック炒め麺」は味によって麺の形状も違っており、カルボ味とクリームカルボ味はパスタのフェットチーネのような幅広いちぢれ麺になっています。
濃いめのクリームソースが麺によく絡み、口当たりはとてもまろやか……と感じた直後に辛さが来ます!! オリジナルソースに入っている唐辛子のインパクトが大きく、麺をかんでいるときは口の中が、飲み込んだ後には喉もヒリヒリと痛いほど。「うまい」と「辛い」が交互に来るので、“やみつきになる”という表現がよく合います。
そしてこちらは「ブルダック炒め麺」のクリームカルボ味。先ほどのカルボ味がさらにクリーミーになっていて、辛さも若干マイルドに。しかし、それでも十分辛いですね……!
続いて、「ポックンミョン」を食べてみます。麺はブルダック炒め麺よりも若干細めですが、幅広さのあるちぢれ麺です。色合いは、ブルダック炒め麺のカルボ味とクリームカルボ味の中間といった感じでしょうか。
食べてみると味が確かに違いました! ブルダック炒め麺の方は、チキンなどのうま味の後にダイレクトな唐辛子の辛さがあり、そのどちらも余韻が長め。一方でポックンミョンは、味噌(みそ)のような和の甘味やコクのあるうま味を感じさせます。その後にサラッとした辛さが来て、余韻を残さずスッと消えるような印象です。
また、ブルダック炒め麺はプリッとした食感の麺ですが、ポックンミョンはそれよりも水分が少し多めでモチッとした食感ですね。
パッケージは似ていますが、味わいや食感が異なりました。主観ではありますが、辛い順に並べるとしたら
1:「ブルダック炒め麺」カルボ味
2:「ブルダック炒め麺」クリームカルボ味
3:「ポックンミョン」甘辛カルボ味
といった感じです。ブルダック炒め麺が好きな人はポックンミョンだと物足りない辛さかも。逆に辛いのが苦手な人は、ブルダック炒め麺の前にポックンミョンを試すと良いかもしれません。
「ポックンミョン」を“ナポリタンスパゲッティ風”にアレンジ
最後に「ポックンミョン」のアレンジを! パッケージの裏面に「炒めたベーコンやキャベツ、粉チーズなどを加えるといっそうおいしく召し上がれます」とあるので、その通りに作ってみました。
上記の具材と一緒に食べてみると、ナポリタンスパゲッティにチリオイルをたっぷりかけたような味わいに。韓国風からイタリアンの雰囲気になりますよ。
暑い夏は辛いものが食べたくなる季節! 手軽に作れる韓国風インスタント麺を食べて、気持ちよく汗をかいてみてはいかがでしょうか。
この記事の筆者:田窪 綾 プロフィール
調理師免許を持つフリーライター。総菜店やレストランで8年ほど勤務経験あり。食分野を中心に、Webや雑誌で取材やインタビュー記事作成、レシピ提案などを行う。
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