「メルカリ」もっと活用するコツは？
川崎：「メルカリ」をもっと楽しく、効率よく使うにはどうしたらいいでしょう。まず購入側は、どんな商品を買うのに向いていると思いますか？
池田さん：季節商品を買って楽しむのに向いていると思います。私は毎シーズン、ドライフラワーやスワッグを「メルカリ」で買っています。家の中に季節を取り入れることができて、好きなんですよね。他にはクリスマスツリーの飾りです。ツリーはあるので、飾りだけ毎年買い換えていますよ。
川崎：先ほど釣りざおの話もありましたが、新品で買うと高い趣味のモノを買うのもよさそうですね。
池田さん：私自身趣味が多くて、キャンプや釣りもしますし、来月はサイクリングを始めようと思っています。「メルカリ」を使うと、それに関するアイテムを安く買うこともできますよね。趣味を始めたいと思っても、用具をそろえるにはお金がかかることも多くて、諦めてしまうことがあるかもしれません。でも中古で安く買うことができれば、金銭的なハードルが低くなります。私の場合、趣味を始めたり、増やしたりするときの迷いが軽くなりましたね。
川崎：では、売る側の利用者には「メルカリ」をどう使ってほしいですか？
池田さん：まずは片付けでしょうか。家の中には、自分では気付かないだけで、実は使っていないモノが意外と多いと思うんですよね。でもそれを処分すると言っても、もったいないと思ってしまうので、なかなか手放すことができないのも実情です。そのようなとき、捨てるのではなくて「売る」という選択肢があれば、次の人に使ってもらおうという考えになります。
もちろん、売ればお金になります。家の中にある不要品を「メルカリ」で売ったらいくらになるのか？ を数値化した「かくれ資産」がありますが、国民1人あたり平均で約34.5万円もあるという結果が出ました。この金額を見ると、捨てるのがもったいないと思えませんか？
川崎：約34.5万円と考えると、売らないともったいないと思えてきますね。ありがとうございました。
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メルカリの社員だからと言って、「メルカリ」1本というわけではないようです。良いサービスがあれば、どんどん使っていく。池田さんの場合には、他のサービスの良さも吸収している印象でした。次回は、「メルカリ」のマイルールや転売について、中の人の見解を聞いていきます。
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