普段利用する通勤通学客のみならず、たまに地方から上京する利用者も相当数いるであろう。そんな人たちにとっては、その複雑さゆえ、思わぬ「絶望」を味わうことになるかもしれない。
かくも迷宮のような東京駅構内について分かりやすく説明してみよう。
東京駅のホーム、基本構造
1番線&2番線が中央線、3番線が京浜東北線北行き(上野、大宮方面)、4番線が山手線内回り(上野方面)、5番線が山手線外回り(新橋、品川方面)、6番線が京浜東北線南行き(横浜方面)、7番線以降が東海道本線、そして東海道新幹線と続いて19番線までだった。
かつての東海道本線は長距離優等列車が多数走っていた。機関車けん引の優等列車は数分で折り返すなどという芸当はできず、長時間停車していた。そのため、ホームがたくさん必要だったのである。
しかし、新幹線開業により昼間の優等列車は激減し、多数のホームは必要なくなった。電車が主流となると短時間で折り返すことも可能になり、在来線のホームを減らしても問題なかったのである。
1991年に東北新幹線が東京駅に乗り入れるようになった。在来線ホームをつぶしてホームを新設するしかなく、東海道新幹線の西側(丸の内側)に12番線&13番線として開業した。この時点では在来線は1番線から10番線までとなり、11番線は欠番だった。
東海道新幹線、そして東北新幹線なども乗り入れ
さすがに、これ以上の在来線ホーム削減は無理だったので、中央線ホームをかつての1番線&2番線の上空にもっていって2層構造とし、旧1&2番線を3&4番線、旧3&4番線を5&6番線というように1つずつずらし、旧8番線を10番線とすることで、東海道本線ホームは2本4線分確保できた。
ただし、東北新幹線&上越新幹線ホームを10&11番線とすると10番線がだぶってしまうので、JR東日本の新幹線ホームは新たに20~23番ホームと命名し直した。
これによって、在来線ホーム1~10番線の隣が20~23番線、その隣が14~19番線ときれいに番号が並ぶことはなくなった。そして11~13番線は欠番となったのである。
もっとも、在来線、JR東日本の新幹線乗り場、JR東海の東海道新幹線乗り場と改札は別々で、番線よりも東海道新幹線、東北新幹線といった路線名を際立たせているので、それほど混乱することはないであろう。



