恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」 第126回

【要注意】東京駅で絶対にハマる「最遠ホーム」と「メトロ乗り換え」の絶望トラップ

巨大化をたどる東京駅は、構内の複雑さからまさに「迷宮」と化している。複雑な番線配置や徒歩10分以上を要する地下ホーム、メトロへの乗り換えトラップなど、思わぬ絶望を味わわないための構造を分かりやすくひも解いてみよう。

東京メトロへの乗り換え

JR以外の路線についても見ておこう。

東京メトロには9つの路線があるものの、東京駅に乗り入れているのは丸ノ内線だけと知ると意外な気もする。

丸ノ内線に乗ると、次の大手町駅や銀座駅でいくつもの路線に乗り換えられるので、それほど不便ではないかもしれない。総武快速線&横須賀線ホームから、あるいは中央線辺りからの乗り換えは、それほど時間がかからない。

けれども、新幹線からの乗り換えは混雑したコンコースを横断しなければならず、それほど便利ではない。
東西線
新幹線から東西線への乗り換えは八重洲北口からが便利だ
東京メトロ東西線に乗り換えるなら、新幹線の改札口を出て、八重洲口側にある東西線乗り場への地下道を北に向かって大手町駅に向かった方が速い。丸の内側からも地下通路が延びている。 
TOKYO TORCH
半蔵門線の三越前駅は、TOKYO TORCHと工事現場の間の通路を進む
東京スカイツリー方面へ向かうなら、新幹線日本橋口改札を出て、半蔵門線三越前駅を目指すのが便利だ。

ちょっと分かりにくいけれど、目の前にそびえる高層の複合施設TOKYO TORCHの脇を通り抜け、高速道路の下をくぐると、その先に三越前駅の出入口がある。歩いて5分程度でたどり着ける。階段しかないのと、外を歩くので天候によってはおすすめできないが、近いのは確かだ。

ほかの大手町駅へは東京駅から地下道が延びているので、大きな荷物がなければ意外に便利である。丸ノ内線は混雑が激しいので、ダイレクトに乗れるアクセスを試してみたい。
三越前駅
首都高の下をくぐり抜けると半蔵門線の三越前駅がある
東京駅には数多くの駅ナカ店舗が競い合うように並び、呼び込みも絶えない。それらに気を取られているうちに本来行きたい場所や乗り換え口の案内を見過ごしてしまいたどり着けなくなることも多い。便利ゆえに迷いやすい駅の構造になっているのかもしれない。
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野田 隆
この記事の執筆者: 野田 隆
鉄道 ガイド
名古屋市生まれ。生家の近くを走っていた中央西線のSL・D51を見て育ったことから、鉄道ファン歴が始まる。早稲田大学大学院修了後、高校で語学を教える傍ら、ヨーロッパの鉄道旅行を楽しみ、「ヨーロッパ鉄道と音楽の旅」を出版。その後、守備範囲を国内にも広げ、2010年3月で教員を退職。旅行作家として活躍中。 ...続きを読む
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