メルカリで購入して”がっかり”したもの圧倒的1位は「ファッションアイテム」 なぜ洋服の取引は難しいのか

All About編集部が実施したアンケート調査によると、メルカリで購入して後悔したもの1位はファッションアイテムでした。なぜ洋服類は取引が難しいのでしょうか。

メルカリの取引で“がっかり”を減らすには(画像はイメージ)

メルカリで購入して、後悔した商品はありますか? All About編集部が2022年9月、全国10~60代の500人を対象に実施したアンケート調査では、約半数の258人が「メルカリで購入して後悔した商品がある」と回答しました。
 

TOP3に選ばれた商品へのコメントを見つつ、なぜメルカリで購入して“がっかり”するケースが多いのか、後悔しないために出品者/購入者はどうすればよいのか、洋服を取引するときのコツも合わせて解説していきます。
 

メルカリで購入して後悔したものTOP3

メルカリで購入して後悔したもの1位は「洋服・バッグなどのファッションアイテム」(118人)でした。2位「本・参考書」(30人)、3位「コスメ・美容品」(19人)と比較しても、多くの人が“がっかり”した経験があるようです。
 

回答者のコメントでは、「写真よりも汚かった」(東京都、40代女性)、「サイズが合わなかった」(静岡県、20代男性)など、メルカリの商品ページで見ていたものとイメージが異なり「思っていたものと違った」といった声が多数ありました。写真だけでは分からない「臭い」が気になった人も多いようです。


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メルカリで洋服を売るとき/買うときに“がっかり”を減らすには

メルカリでの洋服の取引について、出品者と購入者の両方の立場から注意点を解説していきます。
 

購入者の「がっかり」を減らす方法

購入者のがっかりは、サイズ違い、思った以上にダメージが多い、臭い、などが主な問題になってくるようです。
 

サイズ違いに関しては、商品説明にあるサイズ表記(SやMなど)だけでは分からないことも多く、例えば同じSサイズでも洋服のデザインによって実際の寸法は異なります。そうなると、実寸を聞きたくなりますが、実際のところ実寸を教えてもらってもイメージはしにくいもの。そこで出品者に「実際に着た時の着丈を教えてください。お尻は隠れますか?」などと聞いてみましょう。「身長160cmで、お尻が隠れるくらいの着丈です」と具体的な返事がくると思います。
 

ダメージに関しては、写真や商品説明を頼りにするしかないので、少しでも気になることがあったら出品者に質問をします。洋服の場合、首元(襟元)や袖口、裾などにダメージが出ることが多いですよね。「気になる汚れはありませんか?」と聞いてみましょう。
 

臭いも同じですね。例えばタバコやペットの臭いが付いてしまうことがあるので、喫煙者がいないか、ペットを飼っていないかなどを聞きます。臭いは人によって感覚が違うので、「臭いは気になりますか?」という質問はNGです。「気になりません」と返事が来てしまう可能性が高いからです。
 

>次ページ:出品者の「がっかり」を減らす方法

 

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