高校生のアルバイトは学業と両立できる? 97%が「できている」と回答
高校生のアルバイトは週2日・1回3〜4時間程度が中心で、学校生活に無理のない範囲で働いているケースが多く見られました。実際に、アルバイトをしている高校生はどの程度、学業と両立できているのでしょうか。
アルバイトと学業を両立できている家庭が大多数

今回の調査では、「子どもがアルバイトと学業を両立できているか?」との設問に対して、「どちらかといえば両立できている」が55%、「両立できている」が42%との回答でした。合計すると、97%の保護者が、子どもはアルバイトと学業をおおむね両立できていると感じていることになります。
アルバイトと学業の両立には「無理のない働き方」の設計が重要
保護者の声からは、アルバイトを単に許可するだけでなく、「学業に支障が出にくい働き方」や「勉強に集中できる環境づくり」を行っている様子が読み取れました。実際の声を紹介します。1. バイトのタイミング・頻度を決めておく
平日は一切バイトを入れず、土日の午前中だけで勤務を完結させることで、午後の時間は予備校や自習に充てられるようスケジュールを固定していました。また、家庭内ではバイトの話ばかりにならないよう、学校の進捗や志望校の判定についてもフラットに話し合える雰囲気を作り、本人が独りで抱え込んでバランスを崩さないようにサポートしていました。(浪速さん / 大阪府 / 高3男子 / 保護者)
平日は放課後の時間をしっかりと自習室での勉強に充て、週末のバイトでリフレッシュするというサイクルを本人が意識して作っています。親としても、バイトを入れる日は送り迎えのサポートをするなどして移動の負担を減らし、帰宅後はすぐに温かい食事をとってゆっくり休める環境を整えることで、疲れを翌週の授業に持ち越さないよう配慮しています。(風子さん / 福岡県 / 高2女子 / 保護者)
長期休みだけのアルバイトにすることで、通常の学生生活の学業に影響が出ないようにしている。(mmmmさん / 奈良県 / 高2男子 / 保護者)
塾に行く時間を確保してからアルバイトの時間を決めるように工夫しています。(とまとさん / 和歌山県 / 高3男子 / 保護者)
2. テスト前・テスト期間のルールを設ける
テスト前は必ずシフトを減らすように本人と話し合っています。帰宅後にダラダラしないように、学校の宿題は夕食前に終わらせる習慣をつけるようにしています。シフトを入れる前に、部活の予定や学校行事を一緒に確認しておいて、無理のない範囲で働けるように調整しています。(みなみさん / 兵庫県 / 高2男子 / 保護者)
テスト期間は完全にバイトを休むという約束のほかに、スケジュール管理アプリを使って、いつシフトが入っているかを家族で共有するようにしていたり、平日の夜にバイトがある時は、少しでも勉強の時間が作れるように、先に夕飯を済ませられるようにしたり、帰ってからすぐお風呂に入れるように準備したりしています。(らくだろうさん / 東京都 / 高2男子 / 保護者)
3. 勉強に集中できる環境を意識的につくる
タイマーを使い、時間配分をきっちりしている。勉強する時間は他に誘惑がないようにスマホは一切触らないように、金庫に入れている。(ガオガオリッキーさん / 大阪府 / 高1男子 / 保護者)
これらの声からは、アルバイトを社会経験として前向きに捉えながらも、「学業最優先」を前提に、普段は無理のない範囲で働き、テスト前や勉強時間は学業に集中するというメリハリをつけている家庭が多いことが分かります。勉強する時間を決めて勉強の時は、スマホも没収し全集中させるように工夫している。(やんくちさん / 東京都 / 高2男子 / 保護者)



