ペットフード協会の全国犬猫飼育実態調査によると、2024年の猫の飼育数は約915.5万頭、犬の飼育頭数は約679.6万頭なのだそう。
それほどまでにペットとしての人気が高まっている猫ですが、猫好きの間で知られているさまざまな「造語」をご存じですか?
愛があふれるあまり変な造語が作られることもしばしば。そんな造語がたっぷり紹介されている『猫にまつわるコトバがぜんぶわかる!ねこまみれ事典』から、とくに気になる猫造語を10個ご紹介します。
アンモニャイト、イカ耳……この時の猫ってどんな気持ち?
実は、ねこのきもちがよく表れる体の部位のひとつに「耳」があります。イカ耳状態の猫は、どんな気持ちなのでしょうか?
1. アンモニャイト
猫が限りなく円に近い状態で寝ている姿をいいます。ぐるぐる巻きの化石、アンモナイトを彷彿(ほうふつ)とさせることから、それにかけてアンモニャイトと呼ぶように。ちなみにアンモナイトは貝ではなく、イカやタコなどの頭足類(とうそくるい)の仲間だとか。この猫の姿は、寒い冬の時季に見られるもの。体温を逃さないように、丸くなって自らを温めているのです。
2. イカ耳
猫が耳を後ろに引いたり、耳介の部分を下に向けて水平にしたりしている状態を、イカ耳と呼びます。単純にイカのヒレに形が似ていることから、いつの頃からか、それが通称になりました。この時の猫の気持ちは、「ちょっと怖い」。物事に警戒しているのです。なので、猫がイカ耳になっていたら、あまりしつこくしないであげて。
3. エアモミモミ
モミモミとは、ふみふみともいう、猫が柔らかいものの上で交互に足踏みすること。甘え気分の時にする行動で、母猫のおっぱいをもんで出やすくして飲んでいた子猫時代の行動が由来です。毛布の上などですることが多いのですが、たまに柔らかいものが何もなくても宙に向けて両前足を動かすことがあり、これをエアモミモミと呼ぶわけです。
体がやわらかすぎて「液体化」? いろいろなものに擬態する猫たち
「そんなわけないけど、そう見える!」いろんな猫のポーズがありますが、その中でも有名な2つをご紹介!
4. 液体説
猫の、果てしないまでに柔らかい体は、「もしや液体では」と思われがち。体よりもずっと小さな入れ物に、まるで奇術師のように体を丸めて入っていく様はミラクル。2017年のイグノーベル物理学賞で「猫は固体かつ液体なのか?」との研究が受賞したことが話題に。容器に合わせて形を変えるのが液体の定義だとしたら、まさしく猫は「液体」ですね。
5. エビフライ
茶トラの猫が寝ている姿が「エビフライに見える」とSNSで話題になったのが発端。そこから茶トラの寝姿=エビフライの写真がたくさん投稿されるようになったようです。色合い、微妙な体のくねり方、衣のようなふわふわ感が似て見えるポイントのよう。いろいろなものに擬態できる(?)猫って、見ていて飽きないですね!



