くっついたり丸まったり、転送されたり!? 不思議な猫の生態3選
猫がかわいらしすぎて、ちょっかいを出してしまうのは飼い主のさが。「猫吸い」は、猫を飼っている人なら一度はやったことがあるのでは?
6. 猫吸い
猫の体に顔を埋め、すーすーとにおいを嗅ぐことを「猫吸い」といいます。ペットを飼っている人なら、その愛らしさに、思わずハグしたりギュッとしたりするのはよくあること。その延長線上で、とある猫好きの著名人が「猫吸い」の話をしてから、「飼い主あるある」で広がった言葉です。噂によると、猫は香ばしいにおいがするようですよ。
7. 猫団子
複数の猫がくっつきあって寝ている状態をいいます。とくに丸まっていると団子に見えることから、こういわれますが、丸まっていなくても、連なっていれば「猫団子」です。これは仲がよい猫同士でしかしない行動で、暑い時季には、あまり見られません。くっついて暖をとっている意味もあるので、冬の風物詩ともいわれます。
8. 猫転送装置
床にひもで円を作ったり、マスキングテープなどを床に円状に貼ったりすると、なぜか猫がその円の中に入る、といった事象のこと。とあるブロガーの記事から話題になったといいます。自然と猫がその円の中に移動するので、「転送装置」と呼ばれるように。面白いように猫が円に吸い込まれていく様子から、「ねこホイホイ」ともいわれます。
食べちゃいたいくらいかわいい! 「猫グルメ」造語も
「食べちゃいたいくらいかわいい」とよく言いますが、本当に食べ物のような姿になってしまう猫も。
9. ねこ鍋
猫が土鍋に体を納めている状態のことをいいます。鍋の用意をしていた人が、気づいたら飼い猫が土鍋に丸くなって入っていた様子をネットに投稿したことが発端のよう。猫は狭い空間に入り込むのが好きなので、土鍋の大きさがちょうど猫の大きさにぴったりでよかったのでしょうね。
10. 猫の開き
猫が両前足と両後ろ足、すべてを投げ出して無防備に寝ている状態を、魚の干物にちなんで猫の開きと呼ぶようになりました。干物に表と裏があるように、猫にも仰向けバージョンとうつ伏せバージョンがあります。体を開くことによって、体温がこもらないようにしているので、猫の開きは、暑い季節によく見られます。
今泉忠明
哺乳動物学者。日本動物科学研究所所長。監修の『おもしろい!進化のふしぎざんねんないきもの事典』(高橋書店)シリーズがロングセラーとなる。
田草川史彦
東京都新宿区の聖母坂どうぶつ病院院長。地域に根ざしたアットホームな動物病院づくりを目指している。
石原さくら
猫写真家・猫研究家。キャッテリーや猫カフェも運営。愛玩動物飼養管理士1級。



