6:『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』8月29日公開
ディズニーアニメも有名な『不思議の国のアリス』の日本初となる劇場アニメ化作品。大学生が不思議の国で少女に出会い一緒に旅をするという、「年の離れた女性2人の冒険もの」というアレンジがされているようです。
川面恒介によるキャラクターデザインとP.A.WORKS制作であることからお仕事映画の名作『駒田蒸留所へようこそ』を思わせますし、なかなかエッジの効いた作劇もあった『トラペジウム』や『PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX』を手掛けた柿原優子が脚本を務めていること、『この世界の片隅に』のコトリンゴによる音楽、原菜乃華やマイカ・ピュの声の出演にも大期待です。
7:『アズワン/AS ONE』夏公開
劇場版『名探偵コナン』シリーズの静野孔文監督と、『新世紀エヴァンゲリオン』の貞本義行がキャラクターデザインを手掛けた作品。原作となるのは高い評価を得たアーケードゲーム『星と翼のパラドクス』です。
静野監督は「ゲームセンターで原作に触れた世代には、懐かしさと新たな発見が共存する感動を、そして原作を知らない世代には、壮大な物語の始まりを予感していただけるでしょう」とも語っており、ゲームファンはもちろん、予備知識がなくても楽しめる内容になっていそうです。テレビアニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』が注目されている今、新しいSFロボットアニメとして躍進するかもしれません。
8:『LOCA!』夏公開
学生クリエイター集団「スタジオ3号車」が制作する短編作品。その内容は「文明が崩壊した世界で生きる2人の少女が、電車に乗って旅をする日常譚―」とのこと。予告編などで分かる「緑に覆われ荒廃しながらも、最先端技術で動く機械が随所に残されている世界」における旅路がとても魅力的に感じられます。
同作はMIFA(アヌシー国際アニメーション映画祭併設マーケット)のインディーアニメ特集ブースにも出展されるとのこと。公式Webサイトでは、世界観やかわいいキャラクターの情報はもちろん、スタッフとキャストによるアツくてうれしそうな「直筆」も含めたコメントの数々が読めるので、ぜひ見てみてほしいです。



