洋食居酒屋「カルボ 渋谷店」オープン! スペインの鉄板焼き「プランチャ」中心の本格料理【試食リポ】

東京・渋谷のスペインバル「LieVant(ジェバン)」がフルリニューアルし、「カルボ 渋谷店」として3月10日にオープン! スペインで愛される「プランチャ(鉄板焼き)」料理をメインにした洋風居酒屋に生まれ変わりました。試食会の様子を詳しくご紹介します。

「カルボのラタトゥイユ」

渋谷店限定「カルボのラタトゥイユ」850円
渋谷店限定「カルボのラタトゥイユ」850円
こちらも渋谷店限定の「カルボのラタトゥイユ」。ズッキーニやナスなどの夏野菜を鉄板で焼き上げてから、オーブンでグラタン仕立てに。中央にはカマンベールチーズがあり、その上にはセミドライのトマトが乗せられています。このトマトを崩しながら全体をあえると、器の中でラタトゥイユに。夏野菜の甘みと、バジルなどを使ったハーブソースも味の決め手になっており、食欲をそそります。

「本場バスクチーズケーキ」

「本場バスクチーズケーキ」600円
「本場バスクチーズケーキ」600円
〆のデザートにぜひ味わって欲しいのが、全店舗で人気という「本場バスクチーズケーキ」。発祥とされるスペイン・バスク地方サンセバスチャンのバル「ラヴィーニャ」の味わいをもとに開発したそう。現地では常温で提供されますが、カルボでは日本人の味覚に合うようにとキリリと冷やし、パッションフルーツのソースをかけて提供しています。

外側は香ばしく、内側はクリームのように柔らかくトロトロ。甘酸っぱいパッションフルーツのソースが全体を引き締めており、タネの食感もアクセントに。驚くほどのおいしさで、人気の理由が分かります。
お店が落ち着いた6月頃にはランチ営業も視野に入れているとのこと
お店が落ち着いた6月頃にはランチ営業も視野に入れているそう
写真右側にあるのは、濃厚カルボナーラ(1600円)に目玉焼きハンバーグ(+1400円)をトッピングしたわんぱくメニュー。そのほか、自家製レモンチェッロを使った「カルボサワー」や、季節のフルーツを丸ごと使う「本日のまんまサワー」(各650円)などドリンクも充実しています。

営業は23時まで。「軽く1杯」から「しっかり食事」まで幅広いシーンに楽しめそうなお店です。ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

店舗情報

カルボ 渋谷店
住所:東京都渋谷区道玄坂1-6-15 道玄坂NKビル1F
電話:03-6416-3224
営業時間:15~23時(フードL.O.22時、ドリンク22時30分)
定休日:不定休
規模:カウンター14席、テーブル20席

この記事の筆者:田窪 綾 プロフィール
調理師免許を持つフリーライター。約8年間のレストラン・キッチン勤務経験を生かし、食分野を主軸に活動中。飲食店&新商品取材、オーナーインタビュー、グルメコラムを中心に、「ツギノジダイ」「近代食堂」など複数メディアで執筆を行う。
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