意外と知らないグルメのひみつ 第47回

【何食べ】シロさんのビーフシチュー・サラダ・明太子ディップを作ってみたら、クリスマスに最適すぎた

よしながふみさんによる大人気漫画『きのう何食べた?』(講談社)。10月からはテレビドラマのシーズン2もスタートし、話題を呼んでいます。今回は原作15巻に登場するシロさんのクリスマスメニューを再現! レシピ本を参考に、実際に作ってみた感想をまとめました。

ドレッシングは混ぜるだけ! 手軽さがうれしい「シーザーサラダ」

シロさん流「シーザーサラダ」の材料
「シーザーサラダ」の材料はこちら!

ビーフシチューを作っている間、シロさんが同時進行で取り掛かっていたのが「シーザーサラダ」。ロメインレタスを使いますが、サニーレタスなどでも良いそう。

ロメインレタスは洗ってちぎり、水気を切ります
ロメインレタスは洗ってちぎり、水気を切っています

トッピング用のベーコンはフライパンでカリカリに。上にのせる温泉卵も、沸かしたお湯に沈めておくだけでできてしまうんです。さらにドレッシングは身近な材料を混ぜるだけ! ロメインレタスは洗ってちぎっておき、食べる直前に盛り付ければOK。手軽に作れるのがうれしいですね。

ケンジの大好物!「明太子サワークリームディップ」も忘れずに

明太子やたらこは2本で一対。「ひと腹」とは、スーパーでパックに入って売られている2本分を指します
明太子やたらこは2本で一対。「ひと腹」とは、スーパーでパックに入って売られている2本分を指します

最後は、クリスマス恒例「明太子サワークリームディップ」。バゲットにたっぷり塗って食べるのが大好きなケンジのために、シロさんはこの年も忘れず作っていました。こちらの作り方も簡単で、材料2つをよく混ぜるだけ。しかし、なんと明太子をひと腹まるごと使うんです。確かに、シロさんがケンジの健康診断の数値を心配してしまうのも分かる気がします……!
 

小さめのシリコンヘラで平らにならしました
小さめのシリコンヘラで平らにならしました

漫画にならい、筆者もココット皿のふちいっぱいまですり切りにして盛り付けました。小さめのシリコンヘラがあると便利ですね。

クリスマスメニュー3品が完成! そのお味は?

コミックスと同じ向きで撮影
漫画と同じ向きで撮影しました

完成したクリスマスメニュー3品を、漫画15巻の113ページ目に似せてセッティングしてみました。調理スタートからここまでおよそ4時間、日差しも陰ってきましたが、テンションは最高潮です! 早速いただきます!

クリスマスの特別感が味わえる、シロさんの「ビーフシチュー」
クリスマスの特別感が味わえる、シロさんの「ビーフシチュー」

ゆでたブロッコリーを横に添え、生クリームをまわしかけたら、漫画&ドラマそのままのビーフシチューに! 実際に食べてみると、牛スネ肉は漫画に書かれている通り、ナイフを使わずスプーンで切れるほどのホロホロ具合です。じっくり煮込んだことで肉の間のゼラチン質が溶け、プルプルの食感も楽しめます。

プルプル&トロトロのゼラチン部分が特においしいです
プルプル&トロトロになったゼラチン部分が特においしいです

今回、赤ワインはミディアムボディを使ったのですが、やや渋みのある風味で濃厚&大人な味わいに。レシピ本にはないのですが、漫画にはどんな赤ワインを使えばいいのかも明記されています。ぜひチェックしてみてください。

ごちそう感たっぷりの「シーザーサラダ」
ごちそう感たっぷりの「シーザーサラダ」

中央に手作りの温泉卵を落とした、ごちそう感のあるシーザーサラダ。優しい酸味のドレッシングとまろやかな卵がロメインレタスにしっかり絡み、濃厚なビーフシチューの後味をさっぱりとさせてくれます。さらに、カリカリ食感のベーコンもいいアクセントになっています!

ついつい食べ過ぎてしまう「明太子とサワークリームのディップ」
ついつい食べ過ぎてしまう「明太子サワークリームディップ」

そしてこちらが「明太子サワークリームディップ」。程よい塩味の明太子と、さっぱり感とこってり感が同居するサワークリームの組み合わせ。確かに止まらないおいしさ……! 筆者もシロさん&ケンジと同世代。これは食べ過ぎ注意ですね。

2023年のクリスマスイブは日曜日!
2023年のクリスマスイブは日曜日!

寒い冬に煮込み料理は最高のごちそう。今年のクリスマスイブは日曜日なので、じっくり取り掛かれそうです! 漫画を読んで、ドラマを見て……だけでなく、さらに実際に料理を作って楽しめるのが『きのう何食べた?』の魅力でもあります。クリスマスはぜひご自宅で再現してみてはいかがでしょうか。

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残った材料でアレンジレシピを考案!
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