今回は公式ガイド&レシピ本を参考に、原作漫画の15巻に収録されているクリスマスメニュー3品に挑戦! 実際に作って食べてみた感想を詳しくご紹介します。
ドラマ『何食べ2』に登場したクリスマスメニューを再現!
2人で一緒に年を重ね、もうすぐ50代に突入するシロさんとケンジ。私たち読者と同じように物価高の波に直面し、体形の変化にも敏感に……。これまでのクリスマスは「鶏肉の香草パン粉焼き」や「ラザニヤ」など重めのメニューだったため、今年はライトな料理に、と相談して決めたのが「ビーフシチュー」。さらに同時進行で「シーザーサラダ」も作りつつ、ケンジの大好物「明太子サワークリームディップ」も添えるのがシロさんの優しさです。時間はかかるけど手間なし! 作りやすい「ビーフシチュー」
メインの「ビーフシチュー」に必要な材料はこちら。牛スネ肉はレシピ通り、前日から赤ワインに漬け込んでおきました。ワインレッドのいい色合い!
漫画や公式レシピ本では厚手の鍋で牛スネ肉を焼いています。しかしわが家の鍋ではそのやり方だと、過去に何度か肉がこびりついてしまうことがありました。そのためフライパンで肉を焼き、玉ネギを炒める工程まで進めてから厚手の鍋に移しました。
牛スネ肉を漬けておいた赤ワインと水を加えたら、浮いてきたアクを取って弱火でコトコト2時間煮込みます。この間にニンジンやジャガイモをカットしたり、ブロッコリーをゆでたりと、野菜類の準備を進めておきます。
ニンジンの切り口を削り取ることで煮崩れを防ぎ、美しい形に仕上げる「面取り」。削り取った部分は無駄なく刻んで一緒に煮込むそう。堅実派のシロさんらしさがうかがえますよね。
引き締まった肉質の牛スネ肉が、箸で持ち上げるとすぐ分かるくらい柔らかくなっています! 赤ワインだけでなく、一緒に煮込んだ玉ネギもお肉の軟らかさを引き出している気がします。
野菜を時間差で加えて煮込むこと、さらに1時間。最後にビーフシチュー用のルウを加えて溶かし、10分煮れば完成です! ここまで約3時間かかっていますが、特に難しい工程はありませんでした。普段あまり料理しない人でも無理なく作れるレシピなのではないでしょうか。