この記事では、各方面で注目を集めるSixTONESメンバーの魅力を、元テレビ局スタッフの筆者が1人ずつ紹介。今回は、俳優・歌手として活躍する京本大我さんをピックアップします。
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「二世」ということを感じさせない、努力型の天才
まず、京本さんを語る上で外せないのが父親の存在です。本人も公表し、ときにはラジオなどでネタにしていることもありますが、俳優として長く活躍する京本政樹さんの息子として有名。
ジャニーズ事務所にスカウトされたきっかけは、家族旅行で訪れた飲食店で店主と撮った写真だと言われています。その写真をたまたま目にしたジャニー喜多川さんから政樹さんへ連絡が入り、トントン拍子で事務所に所属。その後、舞台『滝沢演舞城』や『徹子の部屋』(テレビ朝日系)でも親子共演し、仲の良さを見せています。
ただ、京本さんは二世という立場を利用するわけではなく、逆に偉大な父親の存在を感じながら、人一倍の努力を重ねていることをインタビューでも話しています。
その努力は実り、京本さんは個人でミュージカルを中心とした舞台で活躍中。2015年にはミュージカル『エリザベート』で華麗な歌声を披露し、演劇ファンからも高い評価を受けることになります。その後も活躍は続き、ジャニーズ関連の舞台以外にも『スーベニア〜騒音の歌姫〜』などに出演。2023年8月16日からは、東京国際フォーラムホールAで開催される『ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ feat. アラン・メンケン supported by ディズニー★ JCB カード』に出演することが決定しています。
ハイトーンボイスが魅力、メンバーも認める美しい歌声
京本さんは、ミュージカルを中心とする舞台に多く出演する中で、自分の武器をしっかりと開拓しました。それが、美しく透き通る歌声です。グループではメインボーカルを務めることも多く、歌番組などでも京本さんの生歌に注目している人は多いのではないでしょうか?高音もきれいに歌いこなせるハイトーンボイスは、激しいダンスナンバーからバラードまで、さまざまなジャンルの楽曲を発表しているSixTONESに無くてはならない存在。その魅力を十分に感じさせたのが、一発撮りでおなじみのソニー・ミュージックエンタテインメントが運営するYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で披露した、デビュー曲の『Imitation Rain』です。X JAPANのYOSHIKIさんが作り出した、ただでさえ難しい楽曲を一発撮りの緊張感の中で安定感あるピッチで丁寧に歌い上げています。
舞台で日々鍛えられている京本さんは、歌声が常に進化の途中。今後も、その努力がグループでの活動でも生かされ、ファンを拡大させるきっかけになっていくことでしょう。