意外と知らないグルメのひみつ 第37回

卵のMサイズとLサイズはどう違う? どっちの方がお得? 品薄状態の今知っておきたい「卵の選び方」

スーパーで卵を買う際、時々見かける卵の大きさの表示。値段も異なる場合がありますが「S・M・Lでどう違うんだろう」と思ったことはありませんか? じつはこのサイズは卵白量の違いで、卵黄はどれも同じ大きさなんです。どうしてサイズに違いが出るのか、どう買い分ければいいのかを解説します!

MサイズとLサイズ、どちらがお得? 


ではMサイズとLサイズ、どちらの卵を買うのがお得なのでしょうか? この場合、作りたい料理によって買い分けるのがベストです。

例えば「メレンゲを作りたい」「マカロンに使いたい」など、主食材が卵白の場合はLサイズを買った方がお得ですよね。また卵白には水分がたくさん含まれているので、「しっとりふわふわのオムレツを作りたい」「プルプルの茶わん蒸しを作りたい」といった場合にもLサイズを選ぶのがおすすめです。

逆に「目玉焼きやゆで卵を作りたい」「牛丼の上に卵黄を乗せたい」など卵黄をメインにする場合は、白身が少ないMサイズがおすすめ。生の卵はとろりとした濃厚な味わいが、加熱すればホクホクの食感が楽しめます。上手に使い分けることでお得感が出るのではないでしょうか。
 

そもそも、なぜサイズ違いの卵が産まれるの?


サイズごとの使い分けが分かったところで、“そもそものギモン”に立ち返ってみましょう。なぜ同じニワトリから産まれる卵なのに、大きさに違いが出るのでしょうか。

これには、ニワトリの月齢年齢の違いが関係します。卵を産み始めたばかりの若いニワトリは卵管が細いのでサイズが小さく、その後出産回数を重ねるごとに卵管が太くなるため、大きなサイズの卵が産まれるようになるんですね。
 


その他、ニワトリの品種や個体差、エサの違いなどでも多少の違いが出るようです。ちなみに、夏は卵の殻が薄くなりがち。ニワトリは暑さに弱く、夏バテして餌を食べる量が減ったり、水を飲む量が増えたりするそう。カルシウムの摂取量も下がってしまい、殻が割れやすくなるんですね。

これからますます気温が上がり、暑い日が続きます。卵を購入して持ち帰るときは、割れないように注意しましょう!


この記事の筆者:田窪 綾 プロフィール
調理師免許を持つフリーライター。総菜店やレストランで8年ほど勤務経験あり。食分野を中心に、Webや雑誌で取材やインタビュー記事作成、レシピ提案などを行う。


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