意外と知らないグルメのひみつ 第36回

【見た目そっくり】三養「ブルダック」と日清「ポックンミョン」どう違う? 実際に食べ比べてみた

韓国の食品メーカー・三養食品の人気インスタント麺「ブルダック炒め麺」。実は日清食品から、このブルダック炒め麺にそっくりな「ポックンミョン」が売り出されているんです。見た目はそっくりだけど味はどう違うのか、食べ比べてみました!

韓国の食品メーカー・三養食品の人気インスタント麺「ブルダック炒め麺」。黒の「オリジナル」を筆頭にさまざまな味をシリーズ展開しているのですが……。実は日清食品からも、このブルダック炒め麺にそっくりな「ポックンミョン」が販売されているんです。見た目はそっくりだけど、味はどう違うのでしょうか。実際に食べ比べてみました!
 

まずはパッケージをチェック

左が三養食品「ブルダック炒め麺」、右は日清食品「ポックンミョン」

まずは左側、上下に三養食品「ブルダック炒め麺」の2種類を並べてみました。濃い目のピンク色のパッケージは「カルボ」、下の白っぽいパッケージが「クリームカルボ」です。

対して右側の商品は、日清食品が3月20日から販売している「ポックンミョン」。確かにパッケージの色合い、調理イメージ、キャラクターの配置などは似ていますが、商品名は違いますね。
三養食品は「ブルダック炒め麺」という並び文字については商標登録しているそう

もともと「ブルダック」は韓国語で「ブル(火)ダック(鶏)」を意味し、激辛ソースで炒めた鶏肉料理のことを指すのだそう。そして「ポックンミョン」は「炒め麺」のこと。日本でいえばどちらも「から揚げ」「焼きそば」といった料理名と同じような意味合いなんですね。
日清食品の「ポックンミョン」は韓国風焼きそばという位置づけ

それぞれパッケージは似ていても商品名が違います。では、中身や作り方、味はどう違うのでしょうか。
 

「ブルダック炒め麺」と「ポックンミョン」の中身を出してみた

「ブルダック炒め麺」は内容量130グラム、​エネルギーは550キロカロリー
「ポックンミョン」は内容量100グラム(麺89グラム)でエネルギーは476キロカロリー

中身を出してみました。左の「ブルダック炒め麺」の方が麺が少し大きめですね。赤い方は液体の激辛ソース、ピンク色の方はチーズパウダーやバターパウダーが入ったかやくで2種類がついています。

右の「ポックンミョン」は粉末の甘辛カルボソース1つのみ。ソースにはチキン調味料やコチュジャン、チーズや味噌(みそ)、カレー粉などが入っているようです。

ちなみに「ブルダック炒め麺」のクリームカルボは、丸い形状の麺が入っています。


>次のページ:「ブルダック炒め麺」と「ポックンミョン」を作り比べてみた
 
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