ヒナタカの雑食系映画論 第22回

アニメ映画『アイの歌声を聴かせて』が見放題配信開始! ChatGPT時代の今こそ最優先で見るべき10の理由

オリジナル企画のアニメ映画史上、もっとも愛されたと言っても過言ではない歴史的大傑作『アイの歌声を聴かせて』。見放題配信が始まった今、最優先で見るべきたったの「10」の理由を紹介します。(C)吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会

2:小島秀夫も「マジ号泣」! 著名人も「間違いない」と絶賛

著名人からも絶賛の声も届きました。例えば、謎解きクリエイターの松丸亮吾氏は 「感動して泣きすぎて目がはれてる」、ゲームクリエイターの小島秀夫氏も「マジ号泣!出逢えて、幸せ」と、そのあふれんばかりの感動をTwitterでつぶやきました。その通り、出会えたことそのもので、幸せになれる映画なんです!
 
 

また、テレビプロデューサーの佐久間宣行氏も自身のInstagramで称賛し、2022年11月30日の放送のテレビ番組『もっと評価されるべき審議会』(フジテレビ系)で「ちりばめられたあらゆる“違和感”を感動で回収する」素晴らしさなど、その魅力を解説したのです。
 

その他、公式サイトのコメントのページではさらなる著名人からの絶賛の声をたくさん読むことができます。もうこれでお分かりいただけたでしょう。それほどまでに『アイの歌声を聴かせて』は、「間違いない」作品なのです。まだファンになっていない、この大傑作をこれから見られる人がうらやましいと心から思います。
 

3:老若男女、見る人を選ばない

さらに、老若男女、見る人を選ばない作品でもあります。舞台のモデルとなった佐渡島(新潟県)のミニシアター・ガシマシネマに訪れた女性は、「私、74年生きてきたけど、映画でこんなに感動したのは初めて!」と興奮気味に語りました(そのガシマシネマでは2023年6月現在『アイの歌声を聴かせて』が上映中!)。
 

筆者も5歳と6歳のおいっ子と劇場で見ましたが、2人共コメディーシーンにクスクスと笑っていた上、観賞後に「面白かった!」とニコニコしていました。何より、最初から最後まで面白いところしかない、万人向けのエンターテインメント作品であることを知ってほしいのです。


>次のページ:『アイの歌声を聴かせて』のたった1つの「問題点」
 
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

連載バックナンバー

Pick up

注目の連載

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    外国人観光客向け「二重価格」は海外にも存在するが……在欧日本人が経験した「三重価格」の塩対応

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『トラペジウム』がキラキラしているだけじゃない、新感覚のアイドル映画になった7つの理由

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    東海道新幹線の「個室」が100系以来、四半世紀ぶりに復活! 「どこに設けられる?」JR東海に聞いた

  • AIに負けない子の育て方

    多様化する中学受験…実施校が爆増した「新タイプ入試」「英語入試」に受かるのはどんな子か