情報が少なすぎるけど、それが本編のサプライズになっていて良かった系
続いて、事前の情報と映像を隠していて、予告の公開時には不評もあったものの、結果的には「本編でのサプライズを隠してくれてありがとう!」と称賛の声が届いた予告を紹介しましょう。■『シン・ゴジラ』
ネタバレ防止のため詳しい内容は割愛しますが、何よりのサプライズは“蒲田くん”という愛称で呼ばれる存在。予告で観ていた、いつものゴジラの姿を知っているファンの度肝を抜きました。別作品では、2014年版『GODZILLA ゴジラ』の予告も、「敵性怪獣」を見せないことがサプライズになっていると称賛されました。
■『THE FIRST SLAM DUNK』
2022年公開後から大ヒットを更新し続けているこちらは、原作が絶大な人気作品であることから、「どのエピソードを描くんだ?」というファンからの憶測を呼ぶことになりました。映画公開から3週後に情報解禁されましたが、早めに映画館に駆けつけたファンは、そのサプライズも含めて熱狂したことでしょう。
■『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(特報)
こちらは、公開時に不評を買ってしまったケース。新しい情報を期待していたファンが多かったのですが、特報の内容は「ずっとピアノを弾いているだけ」の映像だったのです。もっとも、本編でもピアノは弾いていますし、ピアノをさまざまな角度から見せるCGには称賛の声が相次いでいました。さらに、本編が「あらすじすらネタバレ」な内容だったので、「映画を観てから特報を観ると感動する」というファンも多くいたようです。※公式の予告動画がないため割愛
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