ここがヘンだよ、ニッポン企業 第5回

海外で低賃金労働者になってしまう日本人、「安いニッポン」の本当の怖さとは

経済的に豊かになった中国人が、貧しくなった日本の出稼ぎ労働者の足元を見て、労働を搾取する問題が静かに進行している。日本の賃金が安くなることの本当の恐ろしさとは――。

「安いニッポン」の本当の怖さ

賃金が安くなることの本当の恐ろしさとは(画像はイメージ)

よく「安いニッポン」という話になると、「日本は給料が安くても国民皆保険など生活インフラが充実している」とか「賃金が安くても物価も安いのでトータルで見ると、こんな生活しやすい国はない」と主張して、低賃金を肯定する人たちがいる。
 

が、賃金が安くなることの本当の恐ろしさはここだ。内外格差によって、豊かな国から、「安い日本人の労働者」が不当に搾取されていくことなのだ。
 

日本人の人権と尊厳を守るためにも、そろそろ日本でもおかしな経済理論は捨てて、他国のように、最低賃金を積極的に引き上げていくべきだ。
 


窪田順生プロフィール
テレビ情報番組制作、週刊誌記者、新聞記者、月刊誌編集者を経てノンフィクションライター。また、報道対策アドバイザーとしても、これまで300件以上の広報コンサルティングやメディアトレーニング(取材対応トレーニング)を行っている。



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