AI導入に向けた最初の一歩はどうすればいいでしょうか
水谷:以前にディープラーニングが話題になった時は、中小企業でも製造業には品質管理を目的に利用が広がりました。一方、サービス業ではAI導入はまだこれからという企業がほとんどでしょう。しかも今の中小企業は新規の人材採用が難しく、従業員の人件費も上昇しています。まず属人化している業務フローを可視化して、AI導入によるコストと人件費を比較し、対費用効果と導入の目標を明確化することがAI導入の第一歩だと思います。大和田:汎用型のAIツールには、ChatGPT(提供元:Open AI)、Gemini(提供元:Google)、Claude(提供元:Anthropic)、Microsoft Copilot Studio(提供元:Microsoft)、Perplexity(提供元:Perplexity)などがあります。汎用なのでひと通りのことはできるものの、論文解析はPerplexityが強いなど、得意分野にはそれなりに違いがあります。中小企業での情報収集・分析が目的なら、万能型といわれるChatGPT、情報の検索精度が高いとされるGeminiなどが導入の候補になると思います。
水谷:やや精神論になりますが、経営者が現状維持をよしとせず自ら変わることが本当の第一歩かもしれません。常に好奇心、挑戦心を持って経営にあたることが、今の中小企業には必要だと思います。
POINT3
属人化している業務フローを可視化し、AI導入の対費用効果と導入目的を明確にすることが導入の第一歩



