【保護者500人調査】72%が経験した「想定外の教育費」。制服・塾・部活…何にお金がかかっている?

小中学生の保護者500名に教育費の実態を調査。72%が「想定よりお金がかかった支出がある」と回答しました。制服・指定用品や塾の季節講習などの費用、世帯年収に占める教育費の割合、家計の負担感や節約の実態を紹介します。

教育費捻出のための我慢・節約は「自分の衣服や美容代」が最多

では、その教育費を捻出するため、家庭ではどのような支出を見直しているのでしょうか。
8
n=500 複数回答のため合計が100%を超えます。
教育費を捻出するために「特に我慢・節約していることはない」と回答した保護者は24%で、76%が何らかの支出を抑えていることが分かりました。

最多は「自身の衣服・美容費」の34%で、「外食やテイクアウト」の33%が続きます。

制服が高い!遠いので自転車通学!自転車が高額!公立なのに入学に必要なお金が23万ぐらいかかった。授業についていけないので塾にいかざるを得ない!物価高なので生活にも負担がかなりある。収入を増やしたいが旦那は反対するのでパートを続けている。自分の衣類は買わない等削れる所はやっても高校生になったら定期代などあれば赤字まっしぐら。体も元気なうちは良いが、体調崩したらどうなっていくんだろうと不安でしかたない。(岡山県 / 中1保護者)

習い事の合宿や遠征費等が高いと思う…家計で削れるものは私の被服化粧品美容院代等ですがもう削れない…(兵庫県 / 小5保護者)

進学するにつれ習い事や塾通いなども忙しくなると想定していて、今後かかる教育費に不安を感じている。親の仕事量も増やしたり節約もしようと思っている。(神奈川県 / 小6保護者)

保護者からは「節約する」に加えて、「仕事量を増やして収入を増やす」といった声も寄せられました。

まとめ:想定外の教育費に備えるために必要なこと

今回の調査では、小中学生の保護者の72%が「教育費のなかで想定よりお金がかかった支出がある」と回答しました。特に多かったのは学校の「制服・体操服・指定用品」で、塾の季節講習費や教材費、学校行事、部活動なども上位に入っています。

また、本調査の回答をもとに教育費が世帯年収に占める割合を試算すると、全体では平均7%でした。年収300万円以下、301〜400万円の世帯では2割前後となり、教育費が家計に占める重さには年収帯による違いも見られます。

教育費を捻出するため、「保護者の衣服・美容費」や「外食」を減らすなど、何らかの節約や我慢をする家庭が多数派でした。

教育費の負担は、単に金額が大きいことだけではありません。制服や行事、部活動、季節講習など、必要になる時期や金額をあらかじめ見通しにくい支出が重なることで、想定と実際の家計にズレが生まれていることが今回の調査から見えてきました。

学校でも学校外の機関でも、「毎月いくらかかるか」だけでなく、「いつ、どのような費用が加わることが想定されるのか」まで事前に把握できる情報の提示が必要だといえそうです。

アンケート調査概要

調査対象:小中学生の保護者(有効回答数500名)
調査時期:2026年7月
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットを使用した任意回答
調査レポート名:「教育費」に関する調査

※本調査レポートの内容(グラフ・データ・本文など)の無断転載・改変を禁じます。

掲載しているグラフや内容を引用する場合は、出典「塾選ジャーナル調べ:『教育費』に関する調査」と明記し、『塾選ジャーナル』の記事(https://bestjuku.com/shingaku/s-article/69018/)へのリンク設置をお願いします。
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この記事の執筆者:塾選ジャーナル編集部
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