【保護者500人調査】72%が経験した「想定外の教育費」。制服・塾・部活…何にお金がかかっている?
小中学生の保護者500名に教育費の実態を調査。72%が「想定よりお金がかかった支出がある」と回答しました。制服・指定用品や塾の季節講習などの費用、世帯年収に占める教育費の割合、家計の負担感や節約の実態を紹介します。
子どもの教育費の割合——平均は世帯年収の7%、年収400万円以下では20%弱
次に、子ども1人にかかる教育費が世帯収入に対してどの程度を占めているのかを見ていきます。
世帯年収400万円で「年72万円」——世帯年収の約2割が教育費に
全体では平均7%でしたが、世帯年収300万円以下では19%、301~400万円では18%と約2割にまでおよびます。
金額に換算すると、年収300万円の世帯では「年間約57万円」、年収400万円の世帯では「年間約72万円」が教育費に充てられている計算になります。
※n=238(世帯年収、年間授業料、授業料以外の学校関連費、学校外教育費について、全て回答した保護者。回答した金額帯の階級値を用いた概算です。)
年収帯ごとの割合は一直線に下がっているわけではありません。ただし、300万円以下と301~400万円の層では教育費が年収の2割近くを占める一方、901~1500万円では5~6%となりました。
教育費の内訳は「学校費用」45%、「学校外費用」55%
※n=238(世帯年収、年間授業料、授業料以外の学校関連費、学校外教育費について、全て回答した保護者。「学校費用」=年間授業料+授業料以外の学校関連費、「学校外費用」=塾・習い事などの学校外教育費。教育費全体を100%として算出し、割合は四捨五入。)
教育費全体を100%として内訳を見ると、学校にかかる費用は45%、塾や習い事などの学校外費用は55%でした。
学齢別では、小学生は学校費用42%・学校外費用58%、中学生は学校費用47%・学校外費用53%となっています。いずれも学校外費用が半数を超えていますが、小学生の方が学校外費用の割合がやや高い結果となりました。
学校費用は授業料・入学金以外も多岐にわたる
※n=500 複数回答のため合計が100%を超えます。
授業料・入学金以外にかかっている学校関連費を尋ねたところ、「かかっている費用はない」はわずか4%。96%の家庭で何らかの学校関連費の負担があることが分かります。
学校外の教育は「学習塾」や「習い事」がメイン
※n=500 複数回答のため合計が100%を超えます。
学校外で現在利用している教育・習い事関連のサービスについては、「学習塾」が47%で最も多く、「習い事」が38%、「参考書・問題集」が24%と続きました。
「特に利用していない」とした保護者は20%にとどまり、多くの家庭では学校外でも何らかの教育・学習に関するサービスや教材を利用しています。