All About ニュース編集部が、その日ならではの記念日や出来事を紹介していきます。今回取り上げるのは、9月7日に発売60周年を迎える「明星チャルメラ」。あの独特な商品名の由来と、還暦にちなんだ記念商品の話題です。
※商品情報は2026年9月時点の公表内容です
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All About ニュース編集部
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9月7日で発売60周年。“チャルメラ”は楽器の名前だった
「明星チャルメラ」が発売されたのは1966年9月7日。2026年のこの日で、ちょうど発売60周年を迎えます。「屋台の味を家庭でも」をコンセプトに開発され、半世紀以上も売られ続けている超ロングセラーです。気になるのが、あの商品名。実は「チャルメラ」とは楽器の名前で、ポルトガル語に由来する言葉です。日本には16世紀の安土桃山時代ごろにポルトガルから渡来したと考えられており、当時は「南蛮笛」とも呼ばれていました。
明治後半の横浜あたりから、この笛を吹きながら屋台を引くスタイルが広まり、大正期には東京をはじめ関東を中心に「チャルメラが聞こえたら屋台ラーメン」というイメージが定着したとされています。パッケージでおなじみの、笛を吹きながら屋台を引く「チャルメラおじさん」を採用したことから、商品名も「明星チャルメラ」になったといわれています。
味の秘密は、スープにも麺にも入っているホタテだしのかくし味と、仕上げに加える秘伝のスパイス。この“ホッとする味”が、60年ものあいだ支持されてきた理由です。
還暦にちなんだ“赤い”記念商品と、15年ぶりの新CM
60周年の節目に合わせて、記念商品が登場しています。2026年8月31日に発売された「明星 チャルメラカップ 赤い味噌ちゃんこ味ラーメン」です。コンセプトは、還暦祝いの定番である“赤いちゃんちゃんこ”ならぬ“赤い味噌ちゃんこ”。鶏と赤味噌をベースに、ホタテだしや香味野菜を加えたコクのある味噌ちゃんこスープに、しなやかで歯切れのよい麺を合わせた一杯です。具材には鶏団子、キャベツ、カニ風味かまぼこ、にんじん、椎茸を使用。それぞれ名前や形、色から商売繁盛や繁栄、魔除け、お祝いなどを象徴する“縁起のよい食材”として選ばれています。スープのホタテだしも、漢字で「帆立」と書くことから“帆が立つ”に通じる縁起物という位置付けです。
この商品が生まれたきっかけは、2025年に実施された社内公募企画「チャル-1(ワン)グランプリ」。全社員から60周年記念の新商品アイデアを募り、グランプリを受賞した案をベースに商品化された、社員参加型の記念商品です。数量限定のため、気になる人は早めに探してみるとよさそうです。
さらに、9月5日からは記念の新TV-CM『明星 チャルメラ 60周年さすらい篇』が全国で放映中。起用されたのは、2011年放映のCMに当時7歳で出演していた俳優の鈴木福さんです。かつて「チャルメラおじさん」への憧れを表現していた鈴木さんが、15年後の今度は当のおじさん役として登場。バイクに乗り、サイドカーには“くろネコ”、後ろにはチャルメラの屋台という不思議で愛らしい世界観の中、奥田民生さんの名曲「さすらい」の替え歌を熱唱します。60年を経てなお続いていく、チャルメラらしい“ホッとする”1本です。



