給食がない夏休み…ワーママ88%が昼食づくりを負担に。"作る"より大変だったのは「献立決め」

小中学生の子どもを持つワーキングマザー100人に、夏休みの昼食づくりを調査。最多メニューはチャーハン51%で、おにぎり、そうめんが続きました。献立や栄養面の悩み、負担を減らす工夫を、保護者の声とともに、忙しい家庭の実情も含めて紹介します。

夏休みの昼食づくりをラクにする工夫は「考えすぎない・作りすぎない・頑張りすぎない」

夏休みの昼食づくりの負担をできるだけ減らすため、ワーキングマザーは前日の夕食や市販品、便利家電などを活用し、調理や献立決めの手間を減らしていました。また、「一品で十分」「栄養は夕食で補えばよい」と割り切り、心理的な負担を軽くしている家庭もあります。

ここからは、アンケートで寄せられた具体的な工夫や、頑張りすぎないための考え方を紹介します。

工夫1. 前日の夕食活用やルーティンで「メニューを考える時間」を減らす

先述のとおり、夏休みの昼食づくりで大きな負担になるのが、「毎日の献立を考えること」でした。アンケートでは、この負担を減らすために、前日の夕食を多めに作るなどの工夫が挙げられています。

夕食を倍量作って、その日の夜にお弁当に入れて冷蔵庫に保管する。昼は、子どもたちでチンして温めてもらう。(yomaさん / 大阪府 / 中学生女子・保護者)

夏休み専用の「昼食ルーティン」を固定化することをおすすめします。例えば月曜は麺類、火曜は丼などと決めてしまうと、献立に悩む時間がゼロになります。悩まないだけで、昼食準備は驚くほどラクになります。(カナさん / 神奈川県 / 中学生女子・保護者)

カレンダーに1週間分の昼食メニューをあらかじめマメに書き出して可視化しておくことをおすすめします。毎朝今日何にしようとゼロから考える作業が一番脳のエネルギーを消費して負担になるため、計画的にメニューを決めておくだけで朝の動きに迷いがなくなります。(ささみさん / 東京都 / 小学生女子・保護者)

工夫2. 冷凍食品・レトルト・惣菜も有効活用——「全部手作り」をやめる

できることなら、子どもには手作りの昼ごはんを食べさせたいと考える人もいるでしょう。しかし、仕事、家事をこなしながら、夏休み中の昼食まですべて手作りしようとすれば、心身ともに疲れてしまいます。

冷凍食品やレトルト、惣菜を活用することも方法の1つです。

冷凍食品や作り置きを上手に使うとかなりラクになります。頑張りすぎず、子どもがしっかり食べてくれればOKくらいの気持ちでいると気持ちが軽くなりました。(みさこさん / 愛知県 / 小学生女子・保護者)

忙しくてどうしても作れない時や、メニューが思いつかない時は、冷凍食品やレトルトに頼ることにしている。(AKIRAさん / 神奈川県 / 中学生女子・保護者)

完璧な栄養バランスを毎日目指すのは無理だと割り切っています。夏休みは仕事も家事も増えるので、できる日は頑張り、できない日は冷凍食品に頼るなど柔軟にしています。子どもが元気に過ごせていれば十分だと考えるようにしています。(ミナさん / 福岡県 / 小学生女子・保護者)

冷凍食品やレトルトは、忙しい日の代用品にとどまりません。子どもが自分で温められることや、献立のバリエーションを増やせることもメリットです。

工夫3. 「一品で十分」「栄養は夜で補う」と力を抜く

昼食だけで栄養バランスを整えようとせず、一日全体で考えている家庭もあります。昼に野菜が少なければ夕食で増やすなど、次の食事で補うことで、毎食栄養を完璧にしなければならないという気持ちの負担を減らしていました。

昼食は一品料理で完結すれば満点と完全に割り切っています。栄養バランスが多少偏ったり、野菜が不足したりしても、それは夜ご飯や翌日の食事でトータルで帳尻を合わせれば良いと捉えるようにしました。(ささみさん / 東京都 / 小学生女子・保護者)

毎日完璧に栄養バランスを考えすぎないようにしています。忙しい日は冷凍食品やレトルトを使って、夜ごはんで野菜を多めにするなど、1日単位で調整するようにしています。(さきさん / 大阪府 / 中学生女子・保護者)

夏休みは特別期間と割り切り、完璧を目指さないようにしています。昼食は生きるためのエネルギー補給と割り切り、栄養は夕食でカバーするという考え方にシフトしてから、少しだけ気持ちがラクになりました。(ハルナさん / 東京都 / 中学生女子・保護者)

毎食の彩りや品数を完璧にそろえるよりも、「昼食は一品でもよい」「不足した栄養はほかの食事で補えばよい」と考えることが、長い夏休みの昼食づくりを無理なく続ける助けになっている様子がうかがえます。

工夫4. 調理家電やAIを活用して、調理と献立決めをラクにする

夏休みの昼食づくりでは、調理の手間を減らすために便利家電を取り入れたり、献立を考える作業をAIに任せたりする家庭もありました。

電気圧力鍋などの自動調理家電をぜひ導入してください。材料を入れてスイッチを押すだけで食事ができる環境を作れば、仕事の合間に調理する必要はなくなります。初期投資はかかりますが、心と時間の余裕はそれ以上に増えます。(ユキさん / 愛知県 / 小学生女子・保護者)

去年からホットクックを導入したんですが、夜ご飯作りながらホットクックで明日のお昼用意したり材料いれてほっとくだけで牛丼とかも簡単にできます。(めだかさん / 高知県 / 小学生女子・保護者)

AIを有効活用しましょう。節約レシピ、マンネリ防止、たんぱく質多めが良いなど希望条件を入れたりすると瞬時に様々な提案をしてくれます。我が家は買い物前に今週の献立をAIに聞いて結構参考にしています。(紫蘇さん / 愛知県 / 中学生男子・保護者)

このように、便利家電やAIなど、使いやすいものから取り入れてみると、夏休みの昼食づくりの負担を少しラクにできそうです。
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毎日手作りしなくても大丈夫? 夏休みの昼食づくりで大切なこと
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