「やってはいけないことを…」生成AIに依存する高校生のリアルな告白と失敗談

塾選ジャーナルの調査で高校生の96.2%がChatGPTなどの生成AIを利用していることが判明。恋愛や人間関係の悩みはAI、進路や人生相談は保護者や先生など、相談内容によってAIと人を賢く使い分ける実態が明らかになりました。(画像出典:写真AC)

便利さゆえの落とし穴。AIへの依存感や失敗談も

7
※単一回答
AIへの依存感について聞いたところ、「とても感じる」が12.0%、「やや感じる」が45.0%で、合計57.0%が依存を感じると回答しています。便利さを実感しているからこそ、頼りすぎへの不安も生じているようです。

自由回答でも、AIに頼りすぎたことへの反省や、自分の力にならなかったという声が寄せられました。

AIに頼りすぎているなと感じる。(埼玉県・高3女子)

英語を翻訳していたので自分自身の力にならないまま、解き進めてしまっていた。先生からは注意されていないが自分自身の心の中でやってはいけないことをしてしまったと感じた。(兵庫県・高3女子)

8
※単一回答
AIを使用して注意された・失敗した経験があるかを聞いたところ、「ある」と回答した高校生は14.0%でした。生成AIを使うこと自体よりも、出てきた内容を理解しないまま提出したり、禁止されている場面で使ったりしたことが失敗につながったケースが多いようです。

課題でAIの回答をそのままコピペしてバレて怒られた(大分県・高1男子)

AIから得たアイディアをそのまま使用し、その根拠などを十分に理解していなかったから。 後で話を聞かれた時に上手く答えられず、AIに頼るのはいいが、その考えや知識を自分のものにすることが学習だから、使用するならそこまでセットだと教わった。(千葉県・高3女子)

宿題や学校の作文でChatGPTに頼ってしまって自分の意見を全くかかなかったから、怒られてしまった。自分の意見をもっといっぱい入れて、使ってもいいけど内容を参考にするだけにして、内容をそのままかかないで少しでも変えるのがいいと思う(兵庫県・高1女子)

こうした依存への不安や失敗体験は、一見ネガティブに見えますが、AIと共存していく上で重要な学習プロセスです。

AIの回答をそのままうのみにするのではなく、「どこまでが自分の考えで、どこからがAIの情報か」を区別し、自らの知識としてどう定着 させるかを学ぶためには、こうした試行錯誤が欠かせません。

高校生のあいだに失敗と反省を繰り返し、AIとの適切な距離感を身につけておくことは、これからのAI社会を生き抜くための大きな強みになるはずです。
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AIは親や先生の代わりになる?高校生の使い分け事情
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