「答えの丸写し」は少数派? 学習面では詳しい解説を求める傾向
「自分で考えず、宿題の答えだけをすぐに出してもらう」と回答した人も21.0%いましたが、全体としては「答えを得るため」よりも「学びの補助(解説)」として使う高校生が多いことがわかります。
自由回答では、解説をより詳しく聞ける点にメリットを感じる声が多く見られました。
数学の問題を解いている際に、解答に書いてある説明すら理解できなかった時に「解説の解説」をAIにして貰った。(東京都・高1女子)
テスト前解き方が分からなくなったが聞ける人が周りにおらずAIに教えて貰ってテストで解くことができた(佐賀県・高2女子)
わからない問題をその場でわかりやすく解説してもらった(愛知県・高3女子)
生成AIで学力が向上したと感じる高校生は58.0%
一方で、「あまり変わらない」は34.0%、「やや低下」「低下」の合計は8.0%という結果から、 生成AIを使えば必ず学力が上がるわけではなく、使い方によって差が出ると考えられます。
自由回答では、問題作成や学習計画にAIを使い、能動的な学習につなげている工夫も見られました。
生成AIに問題を作ってもらい、実際にテストを受けた所点数が前より上がった。(山形県・高1男子)
テスト前にスケジュールを立ててもらった(栃木県・高2女子)
自由回答を見ると、向上を実感した高校生は、AIに問題作成やスケジュール管理といった「学習の準備」を任せ、自分は問題を解くなどの「実践」に集中する使い方をしています。何からやればいいかわかんなかった時に毎日スケジュールを立ててもらってた。(愛知県・高1女子)
答えをそのまま受け取るのではなく、AIを練習の道具として使う姿勢が、成果の差につながっていると考えられます。



