高校生にとって生成AIは日常のなかで気軽に使える身近な存在となってきています。塾選ジャーナルでは、高校生104人を対象にChatGPTなどの生成AIの活用状況や相談行動に関する意識調査を実施しました。
その結果、恋愛・人間関係の悩みでは「生成AI」が最も相談しやすい相手として選ばれました。一方、進路や志望校の相談では「保護者・家族」や「学校の先生」が上位に入りました。高校生は、相談内容によってAIと人を使い分けている様子がうかがえます。
本記事では、高校生の生成AIの使い方や、場面ごとの相談相手の違い、学習での活用、依存への意識まで、調査データと自由回答から読み解きます。
高校生の96.2%が生成AIを使用、週に数回以上使う人も約半数
はじめに、高校生の生成AIの利用頻度について見ていきましょう。
この結果から、高校生の間では生成AIの認知されているだけでなく、日常的に利用している層が多いことがわかりました。
以降の設問は、生成AIを利用した経験のある高校生にのみ調査しました。
AIの使用目的は「検索・調べもの」が最多、2人に1人が「悩み相談や話し相手」に
「学校の宿題や課題を終わらせるため」「学校の定期テストの勉強・対策のため」はいずれも31.0%でした。高校生にとって生成AIは、勉強を効率化するだけでなく、気軽に話せる相手としても使われているようです。
自由回答でも、AIが話し相手や気持ちの整理に役立ったという声が多く見られました。
雑談する相手になってもらえた(山口県・高3男子)
悩んでるときに相談に乗ってくれて気持ちが軽くなった(東京都・高1女子)
相談をすることで、その時かけてもらいたかった言葉や、アドバイスを貰うことで、メンタルを安定させることができた(栃木県・高1女子)
勉強ではないが、悩みを聞いてもらうことで学校に行くモチベーションが上がった(新潟県・高2女子)



