高校生が実践するソーシャル・バッテリーの回復法
限界まで削られたエネルギーを、高校生はどうやって回復させているのでしょうか。
3位「スマホやSNSを見る」(46.2%)、4位「動画・配信を見る」(44.2%)、5位「寝る・横になる」(43.3%)と続き、他者との交流を通じてストレスを解消するのではなく、「1人の時間に没頭できる」活動が上位を占めました。
学校で「愛想笑い」という感情労働をこなしてエネルギーを消費している分、その回復には「他者の目を気にせず、一切気を遣わなくて済む時間」が不可欠になっていることがうかがえます。
高校生が感じる対人疲れ、保護者に知ってほしいこと
今回の調査から、現代の高校生は常に周囲との調和を優先し、オンライン・オフライン問わず「ソーシャル・バッテリー」を激しく消費させている実態が浮かび上がりました。保護者に知っておいていただきたいのは、「学校に行きたくない」という訴えは、怠けではなく「バッテリーの残量がゼロになった」という警告かもしれないということです。
SNSが発達した現代では、学校の外でも"つながり"が途切れず、休息を取りにくい環境が続いています。高校生が「音楽を聴く」「趣味に集中する」などひとりで完結できる回復法を選ぶ背景には、静かに1人でいられる時間への切実なニーズが垣間見えます。
もしお子さんが帰宅後に1人で部屋にこもっていたら、それは外で使い果たしたソーシャル・バッテリーを充電している、大切な「回復の時間」かもしれません。
保護者は、子どもが見せる疲れのサインを見逃さず、1人の時間を大切にさせてあげることが、日々の回復につながるかもしれません。
アンケート調査概要
調査対象:全国の高校生(有効回答数104名)調査時期:2026年3月30~31日
調査方法:インターネットを使用した任意回答
調査リポート名:「高校生の対人疲れに関するアンケート」
※掲載しているグラフや内容を引用する場合は「塾選ジャーナル調べ:「高校生の対人疲れに関するアンケート」と明記し、『塾選ジャーナル』(https://bestjuku.com/shingaku/s-article/53521/)へのリンク設置をお願いします。 この記事の執筆者:塾選ジャーナル編集部
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