
All About ニュース編集部では、6月4〜5日の期間、全国10〜60代の男女248人を対象に、梅雨に行きたい絶景スポットに関するアンケートを実施しました。今回はその中から、梅雨時期に行きたい「北海道・東北地方の絶景スポット」ランキングの結果をご紹介します。
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2位:奥入瀬渓流(青森県)/64票
2位は、青森県十和田市の「奥入瀬(おいらせ)渓流」でした。十和田湖から流れ出る奥入瀬川の約14km続く流れの間には、清流や滝、こけむした岩など、自然が織り成す景観の全てが見どころ。十和田八幡平(とわだはちまんたい)国立公園を代表する景勝地で、特別名勝、天然記念物として保護されています。5月下旬ごろから新緑のベストシーズンを迎え、梅雨時期はこけや植物が雨を含んで、艶やかな美しい景観を作り出します。回答者からは、「雨の時に行ったことがあり、雨に濡れる緑がいつもより勢いをましている渓流の飛沫に映えて美しかったから」(40代女性/東京都)、「苔むした岩や美しい滝が点在していて、まるで絵画のような風景が広がっているから」(50代女性/兵庫県)、「梅雨時期の奥入瀬渓流は、新緑が雨に濡れて一層鮮やかだから」(30代男性/富山県)、「雨で苔や木々の緑が一段と美しくなり、『緑のトンネル』のような景色が広がる。雨音と渓流の音が心地よさそう」(50代男性/東京都)などの声がありました。
1位:みちのくあじさい園(岩手県)/97票
1位は、岩手県一関市の「みちのくあじさい園」。東京ドーム約4個分の広大な園内には、約400種類、4万株のあじさいが咲き誇ります。「七段花」「くれない」など貴重な品種の「やまあじさい」のほか、開花時期が異なる色とりどりのあじさいを鑑賞しながら遊歩道を散策。鮮やかな紫陽花が水面を埋め尽くす「あじさい池」は人気スポットです。あじさいの開花時期に合わせて「みちのくあじさいまつり」が開催され、多くの人でにぎわいます。回答者からは、「岩手県は私の実家があり、梅雨の時期にしか見られない、しっとりと雨に濡れたあじさいの美しさを堪能できる場所だからです。静かな森の中、雨音とあじさいの香りに包まれて歩く時間は、日常を忘れさせてくれる特別なひとときです」(10代男性/埼玉県)、「いろいろな種類のあじさいが咲いている。1日楽しめるから」(50代女性/東京都)、「みちのくあじさい園には数万株のあじさいが植えられています。梅雨のしとしと雨に濡れたあじさいの群れをながめるのも楽しいかと思います」(60代男性/新潟県)、「梅雨といえば紫陽花が雨と似合い、幻想的な写真が撮れそうだから」(20代女性/東京都)などのコメントが寄せられました。
※回答者からのコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は6年。