そんな手越さんですが、2025年に入ってから『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)をはじめ、かつてレギュラーだった『世界の果てまでイッテQ!』(同局)や、『しゃべくり007』(同局)など、さまざまな番組に出演。各番組では持ち前のトーク力で話題を生み、完全復活も間近の印象です。そこで今回は、これまで出演した番組を基に、元テレビ局スタッフが手越さんのバラエティータレントとしての魅力を再検証します。
手越祐也のこれまでの経歴を紹介!
まず、手越さんのこれまでの経歴を振り返りましょう。1987年11月11日生まれの手越さんは、2003年にアイドルグループ・NEWSのメンバーとしてCDデビュー(メジャーデビューは2004年)。グループでの活動と並行して、メンバーの増田貴久さんとボーカルユニット・テゴマスを結成し、人気を獲得します。個人では、俳優としても活動するほか、2007年から『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)にレギュラー出演。同番組でバラエティータレントとしての才能が開花し、その後はサッカーを中心にスポーツ番組のMCも任されるようになります。そんな手越さんは、2020年にNEWSを脱退して事務所を退所。フリーとなってからは『世界の果てまでイッテQ!』などのキー局のテレビ番組への出演がなくなり、アーティストやYouTuberとしての活動がメインとなっていました。
独立後、ローカル局からはじまった手越祐也の逆襲
キー局でのテレビ出演はなくなったわけですが、そんな中でもローカル局の番組や配信番組には出演していました。『手越祐也のアート!アート!アート!』(RKB毎日放送)や『手越祐也の「先生!ゴルフ教えテイッ!」』(GAORA SPORTS)など、自身の趣味を生かした番組に参加。独立後、関東地区で初冠番組となった『ちぃたん☆と手越祐也のホンキでいきます(仮)』(テレビ埼玉)では、体を張った企画に挑戦するとともに、しっかりと番組をまわすバラエティー能力の高さを見せました。また、2024年9月に配信された『トークサバイバー!ラスト・オブ・ラフ』(Netflix)のシーズン3にもゲスト出演し、「事務所独立前の手越さんがインタビューに答える」という設定の企画に挑戦。手越さんは芸人たちが考えたむちゃくちゃなエピソードに応えたのですが、どんなきついネタにも真顔で対応して大絶賛されました。独立後、キー局の番組への出演は激減したものの、バラエティー好きからは改めて「面白い」と評価を受けたのです。