また、3月にはかつてKAT-TUNで人気を二分した赤西仁さんと、Instagramのアカウントを相互フォローしていることが判明。2010年に赤西さんがグループを脱退してから表立った交流が報告されていなかっただけに、それぞれのファンの間では「仁亀コンビ復活」と大きな話題になりました。
グループの解散や事務所からの独立を経て、新たなスタートを切った亀梨さん。今回は、今後さらに活動の幅を広げていきそうな亀梨さんのこれまでの活躍を振り返りつつ、魅力を再確認したいと思います。
早くから特別な存在だった「亀梨和也」
亀梨さんは1986年2月23日生まれで、1998年に旧ジャニーズ事務所に入所。1999年にはドラマ『3年B組金八先生』第5シリーズ(TBS系)でいきなり俳優デビューを果たし、早くから期待されていました。人気が高まる中で、2001年にはKAT-TUNが結成。亀梨さん個人では、2005年に放送されたドラマ『ごくせん』第2シリーズ(日本テレビ系)に参加し、主要キャストとして大ブレークを果たします。さらに、山下智久さんと出演したドラマ『野ブタ。をプロデュース』(同局)も大ヒットし、2人のユニット「修二と彰」による主題歌『青春アミーゴ』はミリオンセラーに。グループとしてCDデビューする前に、国民的な人気を獲得しました。
その後、2006年にグループで東京ドーム公演を行い、『Real Face』でメジャーデビュー。ヒット曲を多数発表し、グループとしても高い人気を得ました。
注目すべき“俳優”としての亀梨和也
亀梨さんの活動で注目すべきは、なんといっても「俳優業」です。出世作の『ごくせん』『野ブタ。をプロデュース』は“アイドル的”な演技が求められた作品でした。転機となったのが、ドラマ『妖怪人間ベム』(同局)です。大ヒットした同名アニメの実写化に挑戦した作品で、亀梨さんは主人公・ベムを担当。「はやく人間になりたい」というセリフでおなじみで、スーパーアイドルの亀梨さんが出演することは当時大きな話題となりました。アクションや特殊メイクも披露し、ドラマは本格的な作りで高視聴率を記録。映画版も製作され、バトルシーンにも対応した亀梨さんの演技は高評価を得ました。
さらに、2013年に公開された映画『俺俺』では、1人で33役を演じることに。自分が何人も現れるという奇想天外なストーリーの主人公を務め、海外の映画祭でも評価を得ました。