東京から約1時間半。行き交う船の景色に癒される、この夏行きたい“眺望”という名の海辺のホテル
夏の暑さと忙しさが相まって、「広い景色を眺めてぼーっとしたい」「温泉やサウナで癒されたい」「おいしいものを食べたい」そんな気持ちがムクムクと湧いてきて。今回はその全てをかなえてくれる“眺望”という名のホテルへ家族で宿泊をしてきました。
ホテル棟より海に近い場所に増設した、グランピング施設も大人気
今回、満室で宿泊することのできなかったグランピング施設も、チェックイン前に取材させていただきました。
グランピング棟に宿泊する人たちは、ホテル棟とは別棟の専用ラウンジでチェックインとウエルカムドリンクを楽しめるのだそう。さらに部屋へはカートに乗って連れていってもらえます。ホテルステイとはまた違った非日常感を味わえるグランピング施設は、比較的若い層に人気があるといいます。女性グループの利用も多いとか。
温泉にミストサウナ、岩盤浴にシェイプアップバスで「癒し放題」
夫と息子が2人で男性用大浴場へ行ってくれたので、筆者は1人でのんびりと温泉入浴を楽しむことができました。段差に座るとちょうどよい視線の高さで、ガーデン越しに海を一望することができる内湯に浸かり、半身浴をしながら東京湾の反対側に見える横浜~川崎~東京~房総の景色をぼーっと眺めているうちに、パンパンだった頭が徐々にほぐれていくのを感じました。
外のテラスに出て、寝湯にあおむけに横たわると、頭上に広がる空の景色が目に飛び込んできました。「空をこんな風に眺めたのはいつぶりだろう?」と、いつもそこにあるはずの空の存在に改めて気付く、非日常な時間……。
さらに女性用の内湯には立って入浴したままジェットバブルでマッサージのできる「シェイプアップバス」やミストサウナが。男性用の内湯にはドライサウナと、マイナス10℃に設定されている「クーリングルーム」があります。このクーリングルームは、ドライサウナと並行して使うことで「ととのい」をサポートするための部屋だそう。
男性用女性用の大浴場の間には岩盤浴ルーム、頭の上から足の先さらには手のひらまでマッサージしてくれるマッサージチェアにハンモック。あの手この手で「癒し」を提供してくれるホテル内スパで、「癒し放題」な時間を過ごしました。