壮絶すぎる! 『ゲゲゲの鬼太郎』の生みの親、水木しげるの人生を追体験できる記念館がリニューアル

水木しげるさんの故郷、鳥取県境港市にある「水木しげる記念館」。2024年4月にリニューアルオープンし、水木さんの人となりがよく分かる展示になりました。同館と周辺の町の様子をリポートします。

あの目玉おやじを食べられる! 「妖怪食品研究所」

妖菓「目玉おやじ」
妖菓「目玉おやじ」(1本500円)
記念館のとなりにある謎めいた店は、その名も「妖怪食品研究所」。目玉おやじそっくりの和菓子(ねりきり)を売っています。食べる前に、ユニークな写真を撮るのが大人気。

こういう商品は見た目重視で味がイマイチなこともありますが、こちらは島根県出雲市の老舗和菓子店「彩雲堂」とコラボレーションした自信作。出雲といえばお茶文化で有名です。しっかりとした上品な甘さがあります。

散歩の途中で立ち寄りたい「ゲゲゲの妖怪楽園」

妖怪クリームソーダ
「妖怪クリームソーダ」(550円)。妖怪クッキーは10種類から選べる​​
散策の休憩にぴったりなのが、水木しげるロードから1本入った記念館のすぐ裏にあるプチテーマパーク「ゲゲゲの妖怪楽園」。テーブルの置かれた広場があり、誰でも自由に休憩してOK。オリジナルお土産を購入したり、「妖怪ラテ」や「妖怪クリームソーダ」などのカフェメニューも楽しめます。全国から多くの水木ファンが訪れ、ファンにとっては「ここに来れば誰かいる」という場所にもなっているそう。
次ページ
海鮮に日本酒……注目の境港グルメ
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『紅の豚』はなぜ主人公が「豚」なのか。宮崎駿自身が「こうかもしれない」と解釈するラストの意味

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    カーブの謎、駅ナンバリング逆転…「新京成」改め「京成松戸線」に隠された10の意外な見どころ

  • どうする学校?どうなの保護者?

    みんな他人ごと? 「PTA総会」考えなしで提出した「委任状」が生んだ思わぬ悲劇とは

  • 世界を知れば日本が見える

    「日本の万博は使い捨て」インバウンドが大阪万博に抱く不満とは。“ディズニー級”の質を求めるのは酷?