突然の悲劇、メンバーの事務所移籍も乗り越えて。「SHINee」が常に“トップランナー”でいられる理由

今なお多くのファンを魅了し続けるK-POPグループ「SHINee」。今回はそんな彼らの輝かしくも波瀾(はらん)万丈な過去を振り返りながら、デビュー16年目のSHINeeが常に“今のアーティスト”でいられる理由と強みを探っていきます。※サムネイル写真:アフロ

M世代の韓国エンタメウォッチャー・K-POPゆりこと、K-POPファンのZ世代編集者が韓国のアイドル事情や気になったニュースについてゆるっと本音で語る【K-POPゆりこの沼る韓国エンタメトーク】。韓国エンタメ初心者からベテランまで、これを読めば韓国エンタメに“沼る”こと間違いなし!
K-POPゆりことZ世代編集者がゆるっとトーク
K-POPゆりことZ世代編集者がゆるっとトーク
#33のテーマは「SHINee」について。これまでの歩みを収録したドキュメンタリー映画『MY SHINee WORLD』も日本で公開中(2024年4月2日時点)。さらにメンバーのテミンさん、オンユさんの事務所移籍も発表されました。SHINeeの輝かしくも波瀾(はらん)万丈な過去を振り返りながら、デビュー16年目のSHINeeが常に“今のアーティスト”でいられる理由と強みを探っていきます。

【前編「デビュー16年目、今なお愛される『SHINee』の魅力」(#32)はこちら

SHINeeメンバーの本音がぽろり

2008年にSMエンターテインメントからデビューした「SHINee」 ※写真:アフロ
2008年にSMエンターテインメントからデビューした「SHINee」 ※写真:アフロ
編集担当・矢野(以下、矢野):「SHINee」の魅力についてアツく語りまくる回です! 元々ファンの人はもちろん、実はあまり知らないという人にも改めて「こんなグループがK-POPを支えてきたんだな」と知ってもらえる機会になればうれしいです。ゆりこさんはドキュメンタリー映画『MY SHINee WORLD』をご覧になったそうですね。

K-POPゆりこ(以下、ゆりこ):先日鑑賞してきましたが、ぜひSHINeeの大ファンではない人にも見てもらいたいですね。SHINeeのパフォーマンスがどれだけ圧倒的なクオリティーなのかも分かりますし、ライブビューイングを見ているような楽しみ方もできます。ファンの間ではもはや「当たり前」なのですが、SHINeeが最も輝くのはライブなんですよ。これは声を大にして言いたい。

矢野:そういえばゆりこさん、今年の3月に開催された東京ドーム公演の直後に「初めてK-POPライブを見るならSHINeeをオススメする」とSNSに投稿していましたね。
 
ゆりこ:もしチャンスがあれば1度ステージを見てもらいたいグループの1つです。K-POPに詳しくなくても、韓国語が分からなくても楽しめます。そしてシャヲル(SHINeeのファン)の優しさ、マナーの良さには定評がありますのでご安心ください(何を?)。

矢野:新しくファンになった人や、あまり詳しくないリスナーも溶け込みやすい空気感って大事! そういう部分もファンが増え続けている秘訣(ひけつ)なのかもしれません。

ゆりこ:もし知らない曲があっても、ダンスを見ているだけでウットリしますよ。昔、振付師のインタビューで読んだのですが、通常アーティストの振り付けを考える際に、本人の実力に合わせて難易度を下げたり調整することも多いそうですが、SHINeeは難しい振りもやり遂げるグループだと。映画の中ではキーさんが「毎回練習がツライ」と本音をこぼしていましたし、テミンさんも「(レッスンが)過酷すぎて家に着いた瞬間、膝から崩れ落ちたことがある」と言っていました。

矢野:生まれ持ったセンスや身体能力だけではなく、努力のたまもの。それにしても、映画の中では結構“ぶっちゃけトーク”が出てきたんですね。
次ページ
「おお、ここまで言うか」K-POPゆりこが衝撃を受けた発言
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    静岡の名所をぐるり。東海道新幹線と在来線で巡る、「富士山」絶景ビュースポットの旅

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『グラディエーターII』が「理想的な続編」になった5つのポイントを解説。一方で批判の声も上がる理由

  • アラサーが考える恋愛とお金

    「友人はマイホーム。私は家賃8万円の狭い1K」仕事でも“板挟み”、友達の幸せを喜べないアラサーの闇

  • AIに負けない子の育て方

    「お得校」の中身に変化! 入り口偏差値と大学合格実績を比べるのはもう古い【最新中学受験事情】