突然の悲劇、メンバーの事務所移籍も乗り越えて。「SHINee」が常に“トップランナー”でいられる理由

今なお多くのファンを魅了し続けるK-POPグループ「SHINee」。今回はそんな彼らの輝かしくも波瀾(はらん)万丈な過去を振り返りながら、デビュー16年目のSHINeeが常に“今のアーティスト”でいられる理由と強みを探っていきます。※サムネイル写真:アフロ

SMを離れたテミンとオンユ、今後のSHINeeはどうなる?

矢野:SHINeeは絆が強固なグループだと感じますし、SMの大事な柱であることは間違いないと思います。だからこそ意外だったのはテミンさんの事務所移籍発表! しばらく活動を休止していたオンユさんも新事務所へ移籍しましたね。

ゆりこ:SUPERJUNIOR、EXOと同様のニュースが続きますね。グループ活動の継続は明言していますし、その部分については心配していませんが。特にオンユさんの近況があまり伝わってこなかったので、元気そうな姿とメッセージが公開されてホッとしたファンも多かったと思います。

矢野:おふたりの新しい事務所はどんな会社なんですか?

ゆりこ:テミンさんの「Big Planet Madeエンターテインメント」はガールズグループVIVIZや人気YouTube番組『リムジンサービス』でおなじみのソロシンガーイ・ムジンさんなどが所属するアーティスト中心の事務所です。テミンさんと親しいWanna One出身のハ・ソンウンさんもいます。そして、オンユさんの「GRIFFIN エンターテインメント」はオンユさんの同級生かつZICOさんの元マネージャーさんが立ち上げた会社だそうです。

矢野:あのZICOさんの、ですか? BOYNEXTDOORのプロデューサーの。古くからの友人だったら、オンユさんにとって心強い存在でしょうね。オンユさんは体調の問題もあり、自分なりの歩み方を整えたい時期なのかなと思いましたが、テミンさんの移籍は意外でした。最近SM以外でも続く「ソロ活動は別事務所で」という傾向、とても気になる流れです。

ゆりこ:アイドルの働き方改革、キャリアの多様化の結果で、ごく自然な流れだと感じています。日本でも似たようなケースが見受けられますよね。その背景にあるもの、アーティストとファンにとってのメリット、デメリットについてはまた今後お話ししましょう。

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