じわじわ人気のキャロットケーキ! 手軽に買える【カルディ・モンテール・無印良品】で食べ比べてみた
欧米生まれのキャロットケーキ。日本でも人気が高まっており、スーパーやコンビニなどでもよく見かけるようになってきました。今回は「カルディコーヒーファーム」「モンテール」「無印良品」で販売中のキャロットケーキ3種類を食べ比べ。それぞれの違いを詳しくリポートします。
じわじわと人気が高まっているキャロットケーキ。もともとはイギリスやアメリカで昔から作られている家庭的なおやつで、すりおろしたり刻んだりしたニンジンとスパイスを加えて焼いた生地の上に、フロスティングと呼ばれるチーズクリームをのせて食べる焼き菓子です。
キャロットケーキ、「カルディ・モンテール・無印良品」で食べ比べてみた
生地の中にナッツやドライフルーツを入れたり、スパイスを効かせたり、チーズクリームではなくアイシングにしたりと、さまざまなアレンジができるのもキャロットケーキの魅力の1つ。日本ではこれまで一部のベーカリーやカフェなどで見かける程度でしたが、最近ではキャロットケーキを取り扱うお店が増えており、百貨店が主催する英国展でも人気を集めるほど。さらにスーパーやコンビニなどでも手軽に買えるようになり、個性が楽しめる焼き菓子として定着してきています。
今回はカルディコーヒーファーム、モンテール、無印良品から発売中のキャロットケーキ3種類を食べ比べ! 製法や味わいだけでなく、保存方法も「冷凍」「チルド」「常温」と異なり、3社3様の個性があります。ここからはそれぞれの違いを詳しく見ていきましょう。
具材ゴロゴロ! アメリカのホームメイド感ある、カルディの冷凍『キャロットケーキ』
まずは、コーヒーを主軸にさまざまな輸入食品を扱うセレクトショップの冷凍キャロットケーキ。高さがあるマフィン型の冷凍スイーツで、トップにはアイシングが飾られています。キャロットケーキというと表面を覆うほどのチーズクリームやアイシングがたっぷりかかっているものが多いですが、こちらは少なめです。
カルディのオンラインストアでは「冷蔵庫で5時間ほど解凍してからお召し上がりください」との表記がありました。その通りに準備し、トップのフィルムを外した状態が上記の画像です(※2024年1月現在、オンラインストアでの冷凍品販売は休止中)。
材料はニンジンのほかにくるみやレーズンなども入っています。また、パッケージには香辛料とだけありますが、オンラインストアの紹介文によるとシナモンやナツメグが使われているようです。
冷蔵庫から出したばかりの生地はやや固めの食感。フォークを入れると少しボロボロとします。中には、すりおろしだけでなくみじん切りのニンジンがたっぷり。レーズンのほか、大きめのくるみがゴロゴロ入っていて、カリコリッとした食感も楽しめます。
チーズクリームは生地に入っているのか、生地だけを食べ進めるとほんのりチーズの風味が感じられます。シナモンの香りがしっかり効いていて、スパイスが好きな人に喜ばれそうな味わいです。
しばらく常温に置いておくと、しっとり感が増してシナモンの香りがより強くなってきました。冷蔵庫から出してすぐより、少し置いてから食べた方が本来のおいしさを実感できそうな気がします。
今回、筆者は店舗で2つ購入したので、もう1つは電子レンジで解凍してみました。袋のまま解凍モード(200W相当)で2分半ほど加熱すると、しっとりいい具合に! 早く食べたい時はアリかもしれません。ただ、加熱しすぎるとトップのアイシングが溶けて台なしになる可能性もあります。電子レンジによって性能なども異なるので、様子を見ながら試してみてくださいね。