【チーズ好き必見】恵比寿に「BAGEL&BAGEL」と「Kiri」のコラボカフェが常設で誕生! 早速行ってみた
フランス生まれで、日本での発売開始から40周年を迎えたクリームチーズブランド「Kiri」と、ベーグルのおいしさを日本に広めた専門店「BAGEL&BAGEL」がタッグ! 恵比寿に常設のコラボカフェがオープンしました。
好きなクリームチーズが選べる「ベーグルプレート」
こちらは「3種クリームチーズ&サーモンベーグルプレート」。3種類のクリームチーズとサラダ、デリ、ドリンクが付いたセットです。
クリームチーズは8~10種類の中から選べます。さらにプレーンベーグルもおかわり自由。横半分にカットした状態で提供されます。デリはスモークサーモンや、カボチャやナスのグリルが付きます。
「BAGEL&BAGEL」では以前からKiriを使ったクリームチーズスプレッドを提供していましたが、甘めのものが多かったとのこと。今回のコラボに伴い、食事として楽しめる味わいのものを新たに開発したといいます。
「ベーコンスキャリオン」は、角切りのハムと青ネギの食感が楽しいスプレッド。クリームチーズのまろやかな酸味とハムの穏やかな塩気がよく合います。「サワークリームオニオン」は赤タマネギが入っているのでほんのり赤みがかっています。ヨーグルトのような滑らかさの中に感じる、シャキシャキとしたタマネギ。さっぱりと食べられます。ネギ入りの「トーフ」はその名の通り、クリームチーズではなく豆腐を使ったスプレッド。もったりした食感で、あっさりとした味わいです。
「ベーグルプレート」はサーモン以外に生ハムやアボカドのセットがあります。また、あらかじめベーグルにサンドされた状態で供される「ベーグルサンドイッチプレート」や、シンプルに楽しめる「クリームチーズベーグル」もあります。
「Ryoura」菅又シェフ監修のデザート&ドリンク
Kiriを使ったスペシャルデザートやドリンク。監修を務めた菅又シェフは「Kiriはほかの食材との合わせ方や、調理法の違いでさまざまな表情を生み出します。『Ryoura』はテイクアウトのみの店舗なので、イートインならではの楽しみ方ができるメニューをと考えました」と話します。
デザートはそれぞれ単品でも注文できますが、イチオシなのが「パブロヴァ」「ヌガーグラッセ」「バスクチーズケーキ」という3種類全てを堪能できるプレートセット。
卵白ときび砂糖で作ったメレンゲを器に、軽さにこだわったチーズクリームと、ハイビスカスとローズヒップのジュレをのせた「パブロヴァ」。
「きれいに食べようと意識せず、豪快にザクッとフォークを入れちゃってください!」と菅又シェフ。空気をたっぷり含ませたチーズクリームはふわっとしていて、サクサクのメレンゲと好相性。華やかなジュレの香りとともに口の中でスーッと溶けていき、まろやかな余韻を残します。
「ヌガーグラッセ」は、アイスケーキのような冷たいスイーツ。ミルキーなKiriのクリームチーズに、キャラメリゼしたアーモンドやヘーゼルナッツなどのナッツ類と、レーズンやアプリコットなどのドライフルーツがたっぷり混ぜ込んであります。
アイスクリームよりもさっぱりとした味わいで、多彩な食感や風味が楽しめる一品です。
高温で焼き、表面を焦がして作る「バスクチーズケーキ」ですが、菅又シェフはKiriの風味を引き出すためにあえて高温で焼かず、限界まで火加減を調整したそう。パリッとした表面と、しっとりした中身とのコントラストが楽しめます。
トップにオリジナルのチーズクリームをトッピングした「チーズクリームティー」と「チーズクリームコーヒー」。混ぜ加減で甘さやまろやかさを調整できます。
筆者はアイスのチーズクリームコーヒーを試食させていただきましたが、チーズクリームとコーヒーとの組み合わせはさながら飲むティラミスのような雰囲気。最初に全て混ぜてしまうのではなく、少しずつ混ぜながら飲むと印象の違いを楽しめました。
店舗情報
営業時間は10~22時。通し営業なので、さまざまなシーンで利用できそうです。豊富なベーグルとともに、さまざまなクリームチーズのフレーバーも楽しめる同店。ぜひ自分好みの組み合わせを見つけてみてはいかがでしょうか。
【BAGEL&BAGEL×Kiri Cafe】
住所:東京都渋谷区恵比寿西1-2-7 恵比寿UKビル1階
電話:03-3461-3081
営業時間:10~22時(L.O.21時30分)
席数:26席
この記事の筆者:田窪 綾 プロフィール
調理師免許を持つフリーライター。約8年間のレストラン・キッチン勤務経験を生かし、食分野を主軸に活動中。飲食店&新商品取材、オーナーインタビュー、グルメコラムを中心に、「ツギノジダイ」「近代食堂」など複数メディアで執筆を行う。