わくわく! ドキドキ……「ボネクド」の今後
ゆりこ:ボネクドがデビュー時に出した1st Single『WHO!』に入っている3曲を、私は勝手に「初恋3部作」って呼んでいるのですが、1曲目で恋に目覚めて、2曲目で告白しようと決意して、3曲目で思いを伝えにいくんですよ。MVを順番に見るとヤンチャ男子目線の短編ラブコメみたいになっていて。
矢野:あぁ、その甘酸っぱすぎる感じが僕にとってはすでに“遠い日々”に感じたのかもしれません……。
ゆりこ:もう年が離れすぎて、純粋に物語として楽しめた部分はある。で、さらに面白いなって思ったのが約3カ月後に出した1st EP『WHY..』を聞いたら、冒頭ですでに恋人と別れてたの(笑)。早い、早すぎるよ、青春のスピード感!
矢野:一旦は成就したのですね、ボネクドの初恋は(笑)。
ゆりこ:その、一時的に盛り上がったであろう「ハッピーなお花畑期間」は描かないのも、新人の売り方としては巧みだと感じますし、ボネクドらしさがそこにあるのでしょうね。MVの中の彼らがすごい勢いで成長して、変化していくストーリーも“この先を見たいな”と思わせますし、同時に実際のメンバーの顔つきもどこかちょっと変わっているように見えました。前作から撮影期間はそんなに空いてないんでしょうけれど。来年はもっと違う顔、違うクリエイティブを見せてくれるんだろうなと期待させる。
矢野:めちゃくちゃ推していますね。そういう見方でもう一度ボネクドをおさらいしてみようかな。そしてそろそろ本題のRIIZEに……。
ゆりこ:そうでした。最初に矢野さんがRIIZEにグッときた部分ってどういうところだったんですか?