再び鬼怒通りの真ん中を走る
北へ向かって走っていた線路が高架になり、大きく右へ曲がると、ゆいの杜西停留所。全国展開をしているビジネスホテルがあり、この辺りに点在する工場などへの出張に使われているようだ。今後は、宇都宮ライトレールでの移動がメインになりそうである。ここからは、再び鬼怒通りの真ん中を走る。道路沿いには、レストランやカフェ、スーパーマーケット、薬局など多彩なロードサイド店舗が点在している。ドライブスルーの店もあり、これまでは車での利用しか考えられなかったが、宇都宮ライトレールの開通で利用客に変化は生まれるのであろうか?
急勾配をものともせず快走
宇都宮市内から芳賀町へと入る。芳賀台停留所辺りからは、再び工業団地エリアとなる。芳賀町工業団地管理センター前を出ると交差点を左折し、進路を北に変える。この先は谷間を進み、急勾配を下って、すぐに急勾配を上る地形になっている。60パーミル(1000メートル進む間に60メートル上るあるいは下る)という難所で、かつての碓氷峠をほうふつとさせる急勾配だ。そのことを紹介する車内放送があった。宇都宮ライトレールのハイライト区間の1つだとアピールしている。