推し活貧乏は避けたい、でもお金は使いたい……物価高の今K-POPファンの平均「推し活費用」はいくら?

ここ最近、無料で楽しめるコンテンツも増えてきたものの、ハマればハマるほどいろいろなことにお金を使いたくなるのがファン心理。推しのK-POPアーティストのライブに行ったりグッズを買ったり……気付いたら「推し活貧乏」なんてパターンも!? 「K-POPの推し活とお金」についてゆるっとトークします。

K-POPファンの平均「推し活費用」はいくら?

※画像はイメージ
K-POPファンは推し活にいくら使っている?


ゆりこ:私も知りたくて探してみたんです。2022年に韓国語教室サービスなどを展開するK Village Tokyoが行ったアンケート調査によると、K-POPに費やす金額は、1位が毎月「1000円以上3000円未満」で27.7%。単純計算すると年間で1万2000円から3万5999円の間ですよね。また、総合保険代理店のR&Cが2023年に発表した調査結果によると、月平均額は約1万4000円というデータも。正直、推しグループが活動していないときなど1円も使わない時期もあると思うので、あくまで参考値ですね。
 
矢野:一般的な趣味代の範囲内という印象ですね。内容は想像ですが、アルバムやグッズを買って、ライブは年に1回行くか行かないか、という感じでしょうか。オンラインライブ代も入りそうです。
 
ゆりこ:あと注目したいのは、毎月5000円以上使っている人を合算すると4割を超えるという部分。毎月3万円以上使っていると回答する人も一定層います。だから個人差が大きい。
 
矢野: 確かにTwitterやYouTubeといったSNSを見ていると、推しのライブなら世界各国どこへでも駆けつける人、グッズを全部買い集めている人、カムバ(新曲リリース)したらCDを大量購入する人……いらっしゃいますよね。
 
ゆりこ:シビアな話、それぞれの可処分所得にも差がありますし、複数事情が絡み合うところなので、単に「熱量」では測れないです。そこは後ほど触れようと思います。
 
矢野:ちなみに推し活費用が増えたり減ったりする要因って何でしょうね。「推しグループの数」と「ライブに行くかor家で楽しむか」というスタイル?

 

>次ページ:楽しくも悩ましい……「推し活費用」が増えてしまう要因とは

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