台湾入国に伴う自主防疫期間が完全廃止されてから約3カ月半。パスポートさえあれば、気軽に遊びに行ける台湾が戻ってきた! ということで、これから夏にかけて台湾旅行を計画しているという人も多いのではないでしょうか?
今、台湾で食べるべきフルーツはライチ!
台湾といえば、魯肉飯(ルーローハン)や小籠包(ショウロンポウ)、豆花(トウファ)やかき氷など、おいしいものにあふれた美食の国です。特に今は、フルーツが豊富な季節。パイナップルやマンゴーなどが有名ですが、この夏ぜひ食べてもらいたいのはライチです。
台湾ライチは“生”で食べるのが基本
日本でも、ホテルのビュッフェなどで冷凍のライチが食べられますが、生ライチを食べる機会はあまりありません。でも台湾では生が食べられます(というか、生しか売っていません)。生ライチは、それはそれはみずみずしくて、口に含むと、甘みと酸味がいっぺんにはじけ、その余韻を残しながら喉を通っていきます。1粒食べ終わらないうちに、ひとつ、またひとつと欲しくなり、気がついたら20粒くらいは余裕で食べられてしまいます。
そんな魅惑のフルーツ、ライチですが、実は台湾にはさまざまな品種があり、味わいや食感もそれぞれに違います。ここからは、現地在住、料理研究家の筆者が、夏の台湾旅行で食べたいライチについて品種ごとに紹介します。
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