「甘くてジューシー!」「芯まで食べられる!」と話題になっている台湾産パイナップル。中国が輸入を禁止した事から、日本の多くのスーパーが輸入、販売を開始し、たくさんの人を虜にしています。

そんな台湾パイナップルですが、味しさを十分に堪能するには、今までのパイナップルに関する情報だけでは足りないかもしれません。なぜならその多くが、本場台湾で言われるものとは違っているから。「美味しいものを食べたければ郷に従え」ということで、現地在住、台湾料理研究家の筆者が台湾産パイナップルのポテンシャルを100%引き出す食べ方を伝授しようと思います。
 

現地在住の台湾料理研究家が伝授! 美味しい台湾パイナップルの見分け方

美味しい台湾パイナップルの網目は「大きく平ら」なのが特徴
まずはパイナップルを購入するところから。戦いはすでにここから始まっているので、気を引き締めていきましょう。美味しい台湾パイナップルの特徴は以下の通りです。
 
・重い
水分が多くジューシーな証。

・太っている
痩せていると単純に食べる部分が少ないです。

・網目は大きく平ら
ネットでは「網目が盛り上がっているものがいい」という情報が目立ちますが、台湾では逆です。網目が平らでつるっとしているものを選びましょう。

・音の違い
叩いてみて、ポン!という太鼓のような音がするものは、繊維が細かく、甘みと風味のバランスが取れた質のいいものです。低くてにぶい音がする場合は、繊維は多いものの酸味が少なく甘さが強いです。ただ、熟しすぎて腐敗する寸前でもあるため、その日すぐに食べ切る覚悟がある時だけ購入してください。
 

台湾パイナップルの食べごろ

買ってきたパイナップルがどのような状態になったら食べごろなのか、というのも重要な問題です。ネット上では「パイナップルは追熟しない、スーパーで買ったその時が食べごろ!」と書かれていることが多いですが、台湾ではそのような認識はありません。では現地ではどんなものが熟していると言われるのでしょうか?
 

台湾パイナップルが熟したサイン

わかりやすいサインは香り

・色は基本的に黄色。だが……?
今日本に多く輸入されているのが「金鑽」という種類のパイナップル。皮が黄色くなったら食べごろ、と言われているのですが、日本のスーパーでは日本人用にわかりやすい名前に変えてあるので、見分けがつきにくいです。そして、夏も終盤に差し掛かると別の種類のパイナップルが出てきます。それらの中には黄色くなると熟しすぎ、というものもあるので、色は参考程度にすると良いでしょう。
 
・ほのかに甘い香りがする
色よりもわかりやすいサインが香りになります。ネットでは「追熟しない」と言われているパイナップルですが、適度に放置する事で酸味が抜け、甘く感じるようになります。しかし、パイナップルというのは桃やマンゴーなどと比べると香りが弱い果物です。ほのかに香る程度なので、見逃さないようにしましょう。
 
ここでの食べごろとは、最も甘くジューシーになるタイミングの事を言っているのですが、台湾には甘いパイナップルを好きな人ばかりではありません。酸っぱいのが好きと言う人もたくさんいて、印象としては半々くらい。ただ、日本人としては甘いものを食べたい人が多いと思うので、万が一酸っぱかった時の対処法もお伝えします。
 

酸っぱいパイナップルを甘くするには

カットした後、冷蔵庫に入れて冷やすと、翌日食べた時により甘く感じることも

・逆さに置いておく
パイナップルを一口食べてみて、酸っぱいと感じた時は、全部切ってしまう前に逆さにして置いておきましょう。パイナップルには、お尻の方が甘く、頭の方が酸っぱいという性質があるので、お尻の甘さが全体に行き渡るようになります。
 
・塩水につける
逆さにする前に全部切ってしまった!ということもあるかと思います。でも大丈夫。まだ諦めないでください。切ったパイナップルを30分程度塩水につけておくと、舌をピリピリさせる成分が抜けると同時に、甘みも増します。
 
また、個人的にはカットしたパイナップルを冷蔵庫に入れておいて、翌日食べると酸味が抜けて甘くなっているように感じます。
 
6月に入った今、台湾パイナップルはまさに旬の真っ只中。価格も以前よりも求めやすくなっているので、見つけたら買わない手はありません。上記を参考に、従来のパイナップルとは一線を画す、台湾パイナップルの美味しさを堪能してみてください。

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