意外と知らないグルメのひみつ 第29回

目玉焼きは「焼き方」で名前が変わるって知ってた? 価格高騰中の卵を何倍もおいしく焼く2つのコツ

【調理師免許を持つグルメライターが解説】卵の価格が高騰している昨今。失敗せず、自分で思う通りの焼き加減をマスターできたら良いですよね! 今回は焼き方で名前が変わる目玉焼きの種類と、きれいにおいしく焼くコツを紹介します。

両面焼きでも黄身は半熟に。「サニーサイドダウン」


先ほどの「サニーサイドアップ」の状態からサッとひっくり返し、軽く焼いた状態のものを「サニーサイドダウン」または「オーバーイージー」といいます。短時間で両面を焼いているため白身はしっかり火が入り、黄身は“とろ~り”の状態に。お皿に移動させる時でも、黄身が崩れにくいのがメリットです。
 

ここからもう少し長めに焼き、黄身を半熟にしたものは「オーバーミディアム」と呼ばれています。
 

しっかり焼く目玉焼き「ターンオーバー」


両面焼きで、白身も黄身もしっかり火を通すのが「ターンオーバー」
 

「サニーサイドアップ」のような華やかさはありませんが、黄身が崩れたりこぼれたりする心配はありません。持ち歩きするお弁当の1品や、サンドイッチの具におすすめです。


>次のページ:目玉焼きを何倍もおいしく作るコツ2つ!


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