「新玉ねぎ」も収穫後すぐ出荷。生で食べられる
新玉ねぎも新じゃがと同様です。「黄玉ねぎ」や「白玉ねぎ」など、通年出回っている品種と同じものか、または成長速度が速い早生(わせ)タイプのものが選ばれます。
通年出回る玉ねぎは日持ちを良くするために、収穫から1カ月ほど貯蔵してから出荷されますが、新玉ねぎは3月頃から早採りし、すぐに出荷。色合いも、玉ねぎおなじみの薄茶色の皮ではありません。新玉ねぎは全体的に白く、ところどころ緑がかっているのが特徴です。
新玉ねぎは傷みやすいので冷蔵保存がおすすめ
新玉ねぎは水分が多く、柔らかな食感が魅力。辛味もあまりありません。スライスしてそのまま食べられるので、サラダや和え物などの生食に向いています。
逆に炒め物や煮込み料理にすると、トロトロに溶けて形が見えなくなってしまうことも……。ぜひこの時季ならではのフレッシュ感を味わってみてくださいね。
保存の際は冷蔵庫の野菜室がおすすめです。水分が多い分傷みやすいので、早めに食べ切りましょう!
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