福原遥さん主演のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』第16週では、横山裕さん演じる兄・悠人に注目殺到。ストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第16週のあらすじ
パイロットの内定を辞退した舞(福原遥)は、父・浩太(高橋克典)の遺志を継ぎ社長となった母・めぐみ(永作博美)と力を合わせ、会社の立て直しに取り組みます。融資元の信用金庫から返済期限の延長を得たものの、未だ新規の仕事は取れず。投資家の兄・悠人(横山裕)は、マンションにすれば借金も減り家賃収入で暮らせるから楽になると提案。しかし、めぐみは大変でも工場を続けたいと話します。
営業担当として働き始めた舞は、古参の従業員・笠巻(古館寛治)からネジの作り方を一から習い、必死で営業に回ります。懸命に頭を下げる姿は亡き浩太を彷彿とさせるもの。やがて舞は一件の仕事を受注。喜ぶ舞や従業員たちでしたが、新しいネジを作るには設計できる人材が必要。失敗が続きなかなかうまく進まない中、舞はかつての社員・結城(葵揚)に助けを求めます。
IWAKURAに恩返しがしたいという結城の協力を得て、新しいネジが完成。完成品は無事合格し、舞が初めて取ってきた案件は軌道へ。IWAKURAに戻ってきてほしいとこぼす舞に対し、本当は戻りたいという結城。しかし雇い直す資金はなく――。
そんな中、めぐみは悠人にIWAKURAを買い取ってほしいと打診。成長が見込める会社への投資だと提案するめぐみに対し、悠人は「支払いが滞ったらすぐに売りはらう」という条件つきで投資を引き受けます。経営者と投資家として固く握手を交わす2人。かくして結城を雇い直し、今いる皆で工場を続けていけることに。
一方、五島で短歌を作っていた貴司(赤楚衛二)が帰阪。舞が貴司や久留美(山下美月)とお好み焼をつついていると、貴司の短歌が新聞に掲載されたのを見た古本屋「デラシネ」の元店主・八木(又吉直樹)も登場。貴司にデラシネの鍵を渡すと、「いい風が吹いてきた」と語るのでした。
影のヒーロー悠人に称賛殺到
悠人に対し、親子の情に縋らずビジネスとして話を進める母・めぐみの姿は、当初の頼りなさを微塵も感じさせない経営者そのもの。一方、シビアな憎まれ口を叩きながらも内心嬉しそうな表情をみせた悠人。
Twitterでは2人のシーンに感動の声が殺到し、「めぐみさんと悠人兄貴の握手、本当に格好よかった」「経営者と投資家の信頼関係、長年すれ違ってきた親子の和解…見てるこっちの心も舞いあがった」「表には姿を現さない影のヒーロー悠人」「IWAKURAの進退の最終判断を自分でできることは悠人にとってはすごい安心感で大金出して買う価値のあるものだよね」「お母ちゃんの行く末を誰よりも案じているのは悠人」「悠人最高や!どっかのニーニーとは大違いや!」などのコメントが寄せられています。
第17週は「大きな夢に向かって」。IWAKURAに入社して4年が経ち、営業部のエースとして活躍する舞は、「飛行機の部品を作る」という浩太の夢を実現すべく新たな一歩を進みます。八木からデラシネを託され、短歌を作り続ける貴司との進展にも期待です。
【バックナンバー】
・『舞いあがれ!』第15週 パイロットを諦める大決断&“柏木”目黒蓮との別れに「観てて辛い」「理解不能」の声
・『舞いあがれ!』第13~14週 急転直下の父の死……新年早々の衝撃展開に視聴者絶句
・『舞いあがれ!』第12週 リーマンショックで分かれる明暗! 大躍進の兄・悠人(横山裕)に注目殺到
・『舞いあがれ!』第11週 ヒロインをめぐる初彼vs幼なじみ構図に反響「最終どっちとくっつく?」「結局結婚しなさそう」
・『舞いあがれ!』第10週 目黒蓮“柏木”の告白に賛否「柏木らしい」「なぜこのタイミング」の声
・『舞いあがれ!』第9週 目黒蓮、福原遥に愛の告白か? 思わせぶりな台詞が話題沸騰
・『舞いあがれ!』第8週 ヒロインの仲間思いがさく裂 “チームワーク”が今後の鍵か?
・『舞いあがれ!』第7週 永作博美“聖子ちゃんカット”に80年代を懐かしむ声「みんな憧れてた」「記憶がよみがえる」
・『舞いあがれ!』第6週 仲間の思いを背負ってヒロイン空へ…“青春の疑似体験”で視聴者感涙
・『舞いあがれ!』第5週 仲間の夢を背負い大空へ…次週予告で「すでに泣いた」「号泣」の声
・『舞いあがれ!』第4週 これぞ朝ドラ! ヒロインの成長ぶりに「泣ける」「グッとくる」の声
・『舞いあがれ!』第3週 父と追う飛行機作りの夢! 丁寧な情景描写に称賛殺到
・『舞いあがれ!』第2週 子役パートin五島 感涙ラスト「心温まる」「朝ドラはこうでなくちゃ」の声
・『舞いあがれ!』第1週 母と別れ祖母との五島暮らしへ…「よう頑張ったな」祖母の深イイ一言に思わず涙