メルカリ以外の買い物は1%還元。上限がないのは魅力
メルカリ以外の場所でメルカードを使った場合の還元率は1%。しかも還元ポイントに上限はありません。
筆者は普段「楽天カード」を使っていて、楽天市場以外での還元率は基本的に1%となっています。メルカードも楽天カードも同じ1%ならば、普段の買い物ではメルカードを使ってもいいのかなと考え始めています。
楽天カードの強みが最大限生かせるのは楽天市場での買い物と筆者は考えているのが理由の1つです。またメルカードの支払いには売上金(メルペイ残高)や、キャンペーンで取得したポイントを使うこともできるのも、うれしい点でしょう。極端な話ですが、不用品を売ったお金で全額支払えば、お財布からお金が出ることがないのです。
ただ限度額が月々50万円なので、例えば高級ブランド品を買う場合には枠をオーバーしてしまうかもしれません。また筆者の場合、国民年金をクレジットカードで支払っていて、同じ月に自動車保険などの支払いが重なることもあり、枠を超えてしまう恐れもあります。何を支払うかでカードの使い分けもできそうです。
メルカリでもっと売ろうと思ってしまった
筆者はこれまでメルカリの支払いにはメルペイ残高を使っていましたが、それではポイントが付きません(dポイントはもらえます)。でもメルカードならポイントが還元されるので、今後はメルカードを使うことになります。そうするとポイントが還元される→支払いに使えるといううれしい流れができるので、もっと不用品を売ろうと思うようになってしまいました。まさにメルカリの戦略にハマってしまった状態なんでしょうけれど、決して悪い循環ではないでしょう。
例えば、これからの大掃除の時期に不用品を34.5万円分売ったとしましょう。34.5万円は、メルカリ実施の調査で判明した国民1人当たりの「かくれ資産」の平均金額です。
メルカリ以外のお店でメルカードを使い、34.5万円分を支払ったら3450ポイントがもらえる計算です。個人的には、スーパーの1回分の支払いができるな、なんて思ってしまいました。ポイント還元率が高いかどうかは人によって感覚の違いがあるでしょうけれど、普段の支払い方法を見直してみると、もっとお得な買い物ができるのかなと筆者は考えています。
メルカードは提供が始まったばかりの新しいカードです。メルカリの利用実績によってポイント還元率や利用限度額が決まる、これまでにない仕組みを取り入れています。今後もユーザー目線でお得なキャンペーンをしてくれるかもしれません。注目したいクレジットカードの1つと言えそうです。
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