橋本愛さんが謎の家庭教師に扮するドラマ『家庭教師のトラコ』(日本テレビ系)。9月14日に放送された第9話では、家庭教師先の母親たちの包容力に包まれたトラコがついに陥落。ストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに最終回の見どころを紹介します。
第9話のおさらい
トラコ(橋本愛)が去った後、子どもたちが無理をして勉強に打ち込む様子に心を痛める里美(鈴木保奈美)、智代(板谷由夏)、真希(美村里江)ら母親たち。一方、福多(中村蒼)はホテルで見合いをしている間、なつぞらホームの園長からの電話を受けます。トラコの母親が見つかり、心臓を患って入院中で相当具合が悪いとのこと。
トラコは家庭教師を再開したものの、以前のようなヤル気が全く出ず。福多から母親のことを聞くと、今更会う気はないと拒絶。近況を聞かれたトラコは家庭教師をやめて手っ取り早く稼ごうと思っていると伝えます。トラコはためらいながらも母・香苗が入院している病院を訪れるも、やはり帰ろうと踵を返した瞬間、松葉杖をついた白髪の男・野嶋光造(西岡德馬)とぶつかります。
数日後、福多はスマホのニュースを見て衝撃を受けます。そこには、不動産王・野嶋光造との婚約を発表するトラコの姿が。福多は里美たちを呼び出し、トラコに母親に会うよう説得を頼みます。最初は渋る母親たちでしたが、里美が働いている病院に入院していることがわかり病室へ。すると香苗が握りしめていた1枚の写真から、トラコの過去と里美、智代、真希にそれぞれ奇跡のような接点があったことが判明します。
福多から、トラコが里美たちに母親を重ねていたとも聞いていた彼女たちは一念発起。野嶋の元からトラコを連れ出し、母親と会って20年間ため込んだ言いたいことを吐き出せばいいと説得します。しかしトラコが病室に向かうとすでに息を引き取った後で話すことはできず。里美たちが、自分たちが代わりに思いをすべて受け止めると言ってトラコを抱きしめると、トラコの頑なな心はほどけ、母親にぶつけたかった素直な思いを吐き出すのでした。
トラコは子どもたちに謝罪し、家庭教師に戻りました。トラコは里美たちに背中を押され、福多に戻って来てほしいと伝えようとしましたが、福多が見合い相手と11月に結婚すると知り言い出せず。そして11月。受験を間近に控えた子供たちが突然、受験をやめると言い出して――。
母トリオのトラコ抱擁にネット号泣
トラコの頑強に閉ざされた心を、3人の母親たちが見事な包容力で解きほぐした第9話。トラコが母親に伝えたかったこと、してほしかったことを受け止めると、亡くなった母親の代わりに抱きしめ、頭をなで、「よくがんばったね」と褒め……。涙なしには観られない感動シーンとなりました。
Twitterでは「最終回かな!と思うくらい感動した。やっぱり3人とも関わりあったね。トラコ大切な人たちに出会えてよかった」「めちゃくちゃ泣いてしまった」「3人の“母親”がトラコを隙間なく受け止めて包み込む。固く閉ざされてたものが溢れ出す。涙止まらない」など多くの反響が寄せられています。
また、「お金の使い方だけじゃなくてトラコのキャラ変自体がこのドラマのテーマになってたのが今回わかった。人は境遇によって性格が変わってしまう。素直になったトラコ、最終回このままでいくのか?」「受験やめる宣言は何か企みがあるのか?」「最終回で“正しいお金の使い方”の授業かな?」など、素のキャラに戻ったトラコに立ちはだかる最後の試練から目が離せない展開に。受験を目前に控え、悩める親子と一緒にトラコが導き出す答えとは? 気になる最終話は9月21日放送です。
『家庭教師のトラコ』第10話(最終回) 9月21日放送予告
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