『マイファミリー』最終話真犯人はまさかの!? 悲しくも堂々の結末に反響続出「しんどい」「気持ち晴れない」

6月12日に放送された日曜劇場『マイファミリー』（TBS系）最終話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントを紹介します（画像出典：『マイファミリー』公式サイト）。

2022.06.13

二宮和也さん主演ドラマ『マイファミリー』（TBS系）が6月12日の放送でついに最終回を迎えました。真犯人とすべての真相が明らかになりネットは騒然。最終話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントを紹介します。

最終話のおさらい

真犯人の狙いは、心春（野澤しおり）が実咲（凛美）に渡した写真でした。それが入ったタブレットを所持した未知留（多部未華子）が誘拐され、温人（二宮和也）は犯人から、逃亡中の東堂（濱田岳）を連れてくるよう指示されます。温人から連絡を受けた葛城（玉木宏）は、警察内部に犯人がいると睨み密かに手を打ち始めました。

温人は三輪（賀来賢人）、東堂と合流し未知留の奪還に向けて動き出します。阿久津（松本幸四郎）の全面協力を受けた警察が温人たちを追う中、温人は東堂を犯人に引き渡し、未知留が捉えられている現場へ急ぎます。

犯人とビデオ通話をつないだまま、指示された場所へ到着した温人。するとそこには「探さないでください」という置手紙が。犯人は「私は東堂亜希」と名乗り、事の真相を語りだしました。心春ちゃん誘拐事件は、当時不倫をしていた父・東堂に振り向いてほしかった心春ちゃん本人による狂言誘拐。そうとは知らず心が壊れてしまった東堂が暴走して、友果（大島美優）らの誘拐事件を起こしたと主張します。さらに東堂の不倫相手は未知留で、家族を壊した2人には罰を受けてもらうとも。

その話を聞いた温人に証言させ、東堂と未知留の責任にする――。拘束した東堂と未知留に対してそう語りかける真犯人は、捜査一課長・吉乃（富澤たけし）でした。しかしそこに温人が突入します。犯人に指定された場所に向かったのは三輪だけ。ビデオ通話をつないだまま、温人は別行動をとり葛城とも連携をとっていました。吉乃に疑惑を抱いていた葛城は日下部（迫田孝也）にも相談し、日下部の指揮下で警察は秘密裏に対処にあたっていたのです。

吉乃の逮捕は即座に警察発表として公にされ、温人の無実が証明されました。葛城からすべての真相を聞く温人。面倒見がよかった吉乃は悩みを聞くうちに東堂の妻・亜希と深い関係に。それに気づいた心春が吉乃に接触し、離婚しそうな両親の絆を取り戻すために自身の誘拐計画を提案。吉乃が計画書を取り上げようともみ合う中、心春は階段から転げ落ちてしまったのです。亜希との不倫現場写真を取り戻すために実咲を誘拐したのは、家族にバレるのが怖かったからだと供述。温人はぽつりと、「怖がる存在じゃないんだよ、家族は」とこぼしました。

逮捕された東堂に接見した三輪は、心春の行方はまだ分かっていないと伝えつつ、「でもきっと大丈夫だ」と声をかけます。三輪は亜希（珠城りょう）を連れてきていました。三輪によると、亜希は心春に会えるまではどうしても死ねなかったといいます。亜希は東堂の「会えたのか？」という問いに涙を流し、ただ頷くのでした。

同じ頃、未知留は温人の立ち合いのもと無事に男の子を出産しました。実咲は目を覚まし、友果と再会を果たします。鳴沢家と三輪家は家族ぐるみの交流を続け、幸せな日々を過ごしてゆくのでした。

心春ちゃんと東堂が迎えた結末に視聴者ショック

ついに真犯人とすべての真相が明らかになった最終話。事件を経て家族の絆を取り戻した鳴沢家と三輪家。一方で、すべてを失くした東堂の心の壊れようが苦しいほど伝わってくるラストシーンでした。

Twitterでは、「心春ちゃん救われてほしかったな…。あ～しんどい…とどっち（涙）」「東堂妻と吉乃の不倫さえなければ心春ちゃんは…。やるせなさ98％の終わりだけど、ストーリー展開はとてもよかった」「ラストに『全てのファミリーの幸せを祈って…』とあったけど、とどっちが可哀想すぎて気持ちが晴れないよ」「東堂とはるとの家族は対比で書かれてる。永遠に喪ってしまった東堂と取り返すことができた温人。切ない」など、東堂が迎えた結末に心を痛める声も殺到。「小春ちゃん」（正しくは“心春ちゃん”）がトレンド入りしました。

また、真犯人について言及する声も多く、「結局日下部管理官かっこよかったな（笑）」「日下部管理官今回も疑ってごめんなさい。迫田さん今回も疑ってごめんなさい」「犯人役はすごい俳優さんがやるものだと思ってたけど、テセウスの船パターンだったか」などの声が上がりました。

さらに、「最高のスタッフと演者がそろったノンストップファミリーエンターテインメントだった」「毎週ドキドキとハラハラをくれた面白いドラマだった」「出演者の皆さんの迫真の演技に圧倒され、温人が未知留と東堂を救った場面、すべてが解決へと向かったラストは涙が流れた」と称賛が殺到。スタッフやキャストの次回作に期待する声が寄せられています。