『元彼の遺言状』第9話窮地の大泉洋に綾瀬はるか軽妙ツッコミ「バディの魅力全開」「2人なら勝てる」の声

6月6日に放送されたドラマ『元彼の遺言状』（フジテレビ系）第9話のストーリーをおさらいしつつ、最終回までの見どころに迫ります（画像出典：『元彼の遺言状』公式サイト）。

2022.06.07

綾瀬はるかさん、大泉洋さんのタッグが人気のドラマ『元彼の遺言状』（フジテレビ系）。6月6日に放送された第9話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに最終回までの見どころを紹介します。

第9話のおさらい

6年前に起きた「十ヶ浜強盗殺人事件」の容疑者となった篠田（大泉洋）の無実を証明するため、麗子（綾瀬はるか）は篠田を連れて事件現場である漁村を訪れました。「いい弁護士は嘘と本当を見分けられる」と豪語する麗子は、村民たちとの会話や反応をつぶさに観察していきます。

事件は6年前、実業家の小笠原仁美（田山涼成）が主催した、リストランテ「プロメッサ」のパーティーで起きました。小笠原が包丁で背中を刺され死亡し、凶器の包丁と中身を抜き取られた小笠原の財布には、篠田の指紋が残っていたといいます。

助っ人としてパーティーを手伝っていた篠田は、徹夜明けのワインにやられ店の外にあるベンチで寝てしまい、その後、店内に戻って再び寝て起きたところ、すでに小笠原が死亡していたと主張。外で寝ていた篠田の目撃証言を集めようとするも、プロメッサのオーナー・藤巻（遠山俊也）や旅館を営む亀田（勝矢）、酒店店主の瀬戸（金井勇太）、医師の高瀬（東根作寿英）ら村民たちは「忘れたい」と言うばかりで事件について語りたがりません。一方、プロメッサで働く美月（成海璃子）は、篠田に恩があると言います。

そんな中、津々井（浅野和之）が小笠原の情報を持って麗子たちを訪ねてきました。小笠原はあくどい高利貸しで村民たちを支配し、心中や夜逃げをした者たちも多い様子。さらに紗英（関水渚）も合流し、篠田の無実を証明できる人物を探します。事件当夜に記憶を呼び起こした篠田は、店内で目覚め小笠原の死を発見した後、「逃げろ」という謎の男からの電話を受けたことを思い出します。電話口では、高瀬の診療所にある風見鶏の音が聞こえていました。

麗子は高瀬が何か話したがっていると睨み、東京へ戻るまでに連絡が来ると踏んでいました。しかし麗子に届いたのは、高瀬が死亡したという報せでした。刑事の橘（勝村政信）らによると、海に浮かんでいるのを漁師が発見したとのこと。大切な証人を失った麗子と篠田は、暮らしの法律事務所に戻ります。

腕によりをかけイタリア料理を振る舞う篠田。6年間の逃亡生活を「透明人間だった」と振り返り、見つけてくれた栄治（生田斗真）と麗子に感謝し、裁判に負けても悔いはないと語ります。そんな篠田に対し麗子は「この勝負、絶対に勝つわよ」と力強いまなざしを向けるのでした。

篠田の独白×麗子の切り返しに視聴者歓喜

篠田に罪をなすりつけた真犯人は一体誰なのでしょうか。あくどい高利貸しで恨みを買っていた小笠原は、リゾートホテル建設で村民と揉めていたことも判明。高瀬の死亡にも何か裏がありそうです。

Twitterでは「篠田の記憶がとても曖昧なのはなぜか。たぶん眠らされたんだろうな」「高瀬先生、こうなると死人に口なしで疑惑をすべて誰かに押し付けられたのか、もしくは秘密を黙って抱えて亡くなったのか」「こりゃあ町ぐるみだなあ」「小笠原に金を借りてた複数人が手を組んで彼を殺害→篠田（田中）に揃って罪を着せた線が有力……？」「推理小説を書くことで篠田は自分がどうやって嵌められたのか探ってなのかなぁ？篠田の独白寂しい」「ラストシーン、洋ちゃんの長回しの台詞よかった。綾瀬はるかの切り返しまで含めて、軽妙なバディの魅力が前面に出てた」「この2人なら本当に裁判勝てそう」などの声が上がっています。

弁護側の大切な証人となるはずだった高瀬が突然亡くなってしまい不利な状況の中、「十ヶ浜強盗殺人事件」の裁判員裁判が始まります。大量の証拠品と証言に対し、麗子はどんな手で挑むのでしょうか。事件の真相すべてが明らかに。気になる第10話は6月13日放送です。